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20021129
母が突然コートを買ってくれた。(家に帰ったらクローゼットにかかっていた)
そういえば今着ている紺のダッフルも去年のクリスマス頃に突然かかっていたんだったな・・・と思い出す。
ううっ、でも今年は「久しぶりにコートを買おう」と思って雑誌で研究したり
お店もあちこち見てまわったりしていたところだったので、「ああ楽しみがなくなってしもうた」という気持ちに正直なった。
それに、コートっていってもラインとか色とかいろいろあるじゃあないですか。
今回は自分なりになんとなく、街で歩いている人が着ているコートなんかも見つつぼんやりと
えがいていたものがあったので、よけいに複雑な気分だ・・・。もちろんとてもうれしかったのだけれど、
ああでもでもでも。という感じ。ごめんなさい、とは思いつつ手放しでは喜べない・・・。
人にものをあげるって難しいな、もらうのも難しいな、と改めて実感したのだった。
20021128
電車の中で、母と同じ車両に乗っていた三人の聾の人達が楽しそうに手話で話していて、その様子を少しじ、っと見ていたら、
そのうちの一人がその視線に気づき母を指差し「あの人が見ているから黙ろう」と手を止めたそうだ。聾者への
もの珍しさで見られていると思ったのだろう。
そのことに気づいた母が、簡単な手話で「そうじゃなくて、私はテレビでよく観ていて、
手話が好きなんです」と伝えたところ、三人の顔がぱあっと明るくなり、その後どんどん手話で話し掛けてきたらしい。
「この人(左側の男性)は私の夫で、最近退職しました。今日はこれからなんとかセンター(なんとか、
の部分はどうしてもわからなかったらしい)に行くんです」とか
「この人(右側の男性)は奥さんが亡くなってしまったから(ちゃんと洗濯とかしていなくて)靴下とか臭いのよ」
(「そんなこと言わないでよー」とそこでその男性から抗議が入る)
「私には子どもは三人いて、そのうち二人が男の子で一人が女の子」などなど。
途中、速すぎたり意味がわからなかったりすると、壁に指で文字を書いてくれたり、口の動きで伝えようとしてくれたりで、
会話はかなり弾んだらしい。
手話も交えながら再現してくれた母がとても楽しそうで、うれしそうで、なんだかすっかりうらやましくなってしまった。
いいなあ、いいなあ。私ももう一度独学でやり直そうかな。
手話をやっていると、会話の原点・・・「相手に伝えたい」「わかってもらえるように話したい」という
ところに立ち返ることができるような気がするのだ。今の私にはそれが必要。
昨日はいろいろあって、帰ってからがんがん泣いた。(いや、会社のトイレでも実は泣いた)
そのまま眠る気にはなれなかったので、夜中に宝塚の「ベルサイユのバラ」をやっていたのをぼんやり観る。
クライマックスのあたり、大勢でラインダンスをしているのを観て、
「この人たちはこんなに笑顔で足をぱかぱかと高く上げて踊っているけど、
ここまでくるにはきっとたくさん大変な思いをしてきたんだろうなあ。その上で
この舞台に上がっているのだろうな」としみじみ思った。うまく言えないが
「仕事ってそういうもんだよね」という気持ちに。まさか宝塚に励まされるとは思わなかった。
田口ランディのエッセイより。
人と人はわかりあえますか
わかりあえないという点においてのみ、わかりあえます。
(田口ランディ「田口ランディの人生相談 神様はいますか?」)
その通り。改めて肝に銘じよう。
20021127
山本文緒がETV特集に出るのを知り、仕事を早めに切り上げていそいそと帰る。
実際にしゃべっている彼女を見たのははじめて。
「人格が肯定される機会というのはとても少ない。プロポーズされるというのは、その人の能力ではなく
人格がはっきりと肯定された瞬間だと思う」というようなことを言っていたのが一番心に残った。
人って・・・否定され続けたらたぶん生きていけないだろうな、と思う。別に結婚相手
じゃなくてもいいけれど、肯定してもらう瞬間は、誰でも必要だと。
例えば才能のある俳優、作家、画家などが一生を一人で過ごしていても
平気だったりするのは、自分の作品を通して肯定してもらえるからなのではないだろうか。
彼女の作品には、人間関係における依存について書かれているものが多い。
依存している時って、自分で自分をがんじがらめにそこらの
椅子にでも縛り付けて、本当は椅子としか結ばれていないし手も自由になっているから動こうと思えばいつでもそこから
移動することができるのに、動けないと信じて動いてみることすらせずにずっとそこにいる、みたいな状態だと思う。
自分で自分を自由にしない状態。それって、いくら自分が望んだことだとしてもとても苦しい。
「失ったら、自分の価値がなくなるくらいの勢いで」何かを思うことは、したくないな〜。
昨日、「一ヶ月のお小遣いがゼロ円」のサラリーマンの話を母から聞いた。え、そうしたら毎日のお昼ご飯は?
と聞いたら「デパートの物産展などの試食でまかなう」のだそうだ。
レポーターがお財布の中を見せてもらったらその時は201円入っていて、「今日は
かなり(お金を)持っている方です」と答えたらしい。お小遣いゼロなのにどうして201円を持っていたかというと、
よく街でやっているアンケートに答えて、もらった図書券を金券ショップでお金に換えたから。
「こうやってお金がある時は、帰りに同僚と140円の缶チューハイを買って公園で飲んでから帰るんですけど、
そういう日は、あー今日はいい日だったなと思うんです」と言っていたそうだ。
なんだか、うまく言えないのだが、反省というか謙虚な心持ちになった・・・。
働くこと、生活すること、家族を養っていくことの重さを感じて。
20021126
冬になると必ず、槇原敬之の「北風」を歌う。
なんだかほくっとあたたかい気持ちになるから。
20021125
今週は先週ほど疲れがひどくないな、よかった、と思いながら
図書館で雑誌を読んだりしていたら、突然どすん、という感じで疲れが落ちてきた。背骨のあたりに。
それはもう、はっきりわかった。これはまずいと思い、スタバでホットココアとチーズデニッシュを補給。
スタバのクロワッサンとか、こういうデニッシュ生地のパンっておいしい・・・。
今回は本を返しに行くのがメインで、持ち帰ったのは一冊のみ。
収穫なかったなーと思ったが、その一冊がヒット。平安寿子「グッドラックららばい」。
帰りにそのままマックへ寄り、ぐいぐい読み進めてしまった。
妹の立子が姉の働く飲食店に友達と一緒に来た時のシーンとか、頭の中に
はっきり浮かんできたほど。この一家と一緒に二十年の年月を生きたような気持ちになった。
そのあとでジーンズも買いに行ったし、その他のこまごました買い物を済ませるためにかなり頑張りました。
そして、マッサージにも行った。でも、椅子みたいなものに座って受ける形式のだったので、
いまいちリラックスして身をあずけることができず、かえって疲れた。夜、お風呂あがりに
母に腰や背中などを踏んでもらう。普通は逆だよね、と思いながら。
今度は整体に行きたい・・・。
20021122
なんだかカレーがずっと食べたくて、カレーが駄目ならラーメンが食べたい食べたいと、
帰りにどちらかを食べるつもりだったのだが、行きたかったカレー屋は9時で閉店だったし、
ラーメン屋はどうやらつぶれた模様・・・。
結局、お好み焼きを食べた。そこも前から入ってみたかったところだったし。
店員さんたちは全員年配の男性で、「脱サラして第二の人生かな」という雰囲気を漂わせていた。
でも、それがなんだかよかった。過剰すぎない、お客に意識させないくらいの適度なサービス具合も。
つい気をゆるめて長居してしまっても許してくれそうな感じ。
もしお店が混んでいた時だとしても、困ったような顔はするだろうけど、決して、「早く帰れ」という
プレッシャーの空気は出さないんだろうな、と想像できるような。ああ、こういう空気っていいな。
黙々とお好み焼きを焼いている店員さんを見て「こうやって焼いていたらやっぱり
その時によってすごく上手にできたりいまいちだったりとかもするんだろうな。
何か嫌なことがあった時とかはお好み焼きをヘラで押し付ける力も強めになるんだろうか」
などと想像してちょっと楽しんでしまった。
20021121
昨日の帰り、道に大量の高校生たちがたむろっているところを通ったのだが、
そのエネルギーの強さに圧倒されまくる。公道なのに、思わず「お邪魔します、通らせていただきますすいません」と謝りたくなったほど。
10歳くらい下なんだもんね、高校生って。10年といえば立派なひとむかし前・・・。
あんまりにも大人数でいられると、エネルギーが強すぎてちょっとこわい。
その道を通り抜け、行こうとしたビルのエレベーター前にも高校生たちがわらわらといた。
その中に酔っ払ったサラリーマン2人組を見つけ、なんだかほっとした自分に気がついた時、
サラリーマン方に近くなった自分をしみじみ実感。
友達と一緒にディスカウントショップに寄った。ブランド品などが安くなっていて、
ロレックスの時計だの、エルメスの鞄だの、普段ほとんど縁のないものたちを見てまわる。
たまにはこういうものを眺めるのも楽しい。でも、物欲がこういう方向には全く向かわなく
なってきているなあ。昔はロレックスの時計が欲しいとか言っていたのに。(いつかは欲しいけど)
最近あまり元気のなかった友達が、カメラ付き携帯を試してみて欲しくなったらしく
「今度の給料日にこれ買う!」と元気になっていた。よかった。
私も今週末こそは!ジーンズを買う。できればコートも買いたい。
20021120
昨日の夜、頭の中をぐるぐる回りだした曲がなぜか、KANの「愛は勝つ」。なぜ。
あまりになつかしすぎて自分でもびっくりだ。
心配ないからね 君の想いが
誰かにとどく明日がきっとある
どんなに困難でくじけそうでも
信じることを決してやめないで
(KAN「愛は勝つ」)
あー、止まらないー。どんなに他の曲に切り替えようとしても、気がつくと「しーんぱーいーないからねーー♪」と頭の中で歌ってしまっている・・・。
20021119
ぱりっとハリのある生地のジーンズが好きなのだけれど、なかなか伸びてなじんでくれないのがつらい。洗うと
今まで伸ばした努力が一気に水の泡になるし。
桃井かおりのSK-UのCMを見て感動。キャミソール姿のきれいなこと!
今はどうか知らないが、20歳の男の子と違和感なくつきあっていたことがある(それも40歳を過ぎてから)
というのも納得。
20021118
先週は、睡眠不足と神経の使いすぎでよれよれに疲れていた自分を自覚した。
金曜日、今日は泣こう!と決め、帰って部屋着のスウェットに着替えながらガンガン泣いたらすっきり。
涙と一緒に心にたまった澱みたいなものが出て行き、自分の周りを覆っていた、
重苦しい膜がぱーんと破れて飛んでいったような感じだ。
泣くのを許される場所でだったら、どんどん泣いた方が心のためにいいと思う。
今・・・みんなそれぞれ仕事でヘビーなものを抱えていて、一歩間違うとどんなに仲の良い相手とも
地雷を踏み合ってしまいそうな、そんな危うい状態だ。実際私も、一緒に仕事をしている人と
言い合いみたいになってしまって、危なかった。
あとでお互い頭を冷やしてから、事情を話して謝ったけど。気をつけなければ。
精神安定剤を飲みながら必死に仕事している人もいるような状態。そんな中で心身の健康を守り続けるのって
難しいけれど、でも最優先したい。今週は、仕事帰りにでもマッサージに行こうかなと思っているところ。
背中、肩、腕、腰まわりをがしがしと揉みほぐしてもらいたい・・・。
先週は「ジーンズをもう一本買っちゃおう、あと服も」と思い、それを励みに頑張ったのだけれど、
いざ週末になってみたら、あまりの疲れに起き上がれず。必死に図書館にだけは行ったけれど、そのあとは
もうダウン。起きて何かをした時間ほとんどなし。とほほ。
来週こそは買い物に・・・本屋にも行きたかったのに・・・。と思いながら昨日なんて9時半に寝てしまった。
近藤史恵「青春の頃は終わった」を読む。面白かった。
村上龍「恋愛の格差」。結婚すれば幸せになれるとは限らないことにみんな気がつきはじめている。
幸せの形、これが幸せである、という共通の形が今はもうないに等しいことにも。
20021115
さとう玉緒が夜中の番組に出ていたのを観たのだが、彼女の目って、
うるうるしているというか、濡れたような目だなあ。目の中に星がきらきらしてるみたいに見える。
こういう女性にひきつけられる男の人の気持ちがわかる気がする・・・と思いながらじっと見てしまった。
昨日はどうやら、自分の「外向けモード」が好調だったようだ。いつもに比べたらかなり
たくさんの人と話したし、テンションが適度に高いところに安定していた。
自分ではあまりわからないけど、話しかけやすい雰囲気だったのかも。いつもこのくらいに保ちたい。
ああ、今日は周りの人たちとのバイオリズムみたいなものが近かったんだろうな、と思いながら
なんとなくうれしい気持ちで帰った。
駅のホームでふと「テンションが高めなのは、今週は朝晩飲んでいる(ご飯代わりです)タウリンのせいなのでは」
という気もしたけれど。
考えないことにしよう・・・。
キーボードを打つ以外の作業以外の用途でほとんど腕を使っていなかったせいか、左腕がちゃんとあがらなくなって
きた。背中の上の方をかこうと思っても、手が届かない。やばし。
20021114
「黒い聖夜」のこの読み応えのあることといったら。
毎日、朝2章夜2章ずつこつこつと読みすすめている。
会社から帰る時にはもう、夜読む2章へと気持ちが向かっていて、気がつくと
「韮崎を殺したのは・・・誰だろう」などとつぶやきながら歩いていたりする。
昨日の夜も、いつものように「2章だけ」と思って読み始めたのだが、なんとそのあとは
章が分かれていなくて、うわーあーあー、やめられない誰か止めて〜と思いながら
暖房のタイマーを2回延長して、結局3時までかかって読み終えてしまった。
そして今朝は睡眠不足。でも満足。面白かったあ・・・。仕事のために早く寝るなんて
バカバカしーぜっ!という気持ちにすらなったほど。基本的に、本は一気に読みきってしまいたいほうなので
なおさら。
いいの、栄養ドリンク飲めば一日はもつから。
早く文庫にならないかな。(単行本のままでは持ち歩くにはあまりにも、重い)
20021113
職場に、とても素敵なカップル(夫婦)の旦那サマのほうがいる。
この2ヶ月くらいで12キロもやせた、と聞いてびっくり。「ど、どうやって痩せたんですか?」
と聞いたら、ご飯の大盛りをやめたとか肉を控えた(豚肉はよし)とか毎日腹筋をしたとか
いろいろ教えてくれたのだけれど。
実は原因はそれだけじゃなかった。
奥さんが他の男性を好きになりその人との生活を選んでしまったのだそうだ。それで
引越しだのなんだのの精神的疲労からの激ヤセでもあったと。痩せた理由、聞いてごめんなさい・・・。
だけど、それを聞いても信じる気持ちになんてどうしてもなれなくて、いつまでもいつまでも「・・・なんてね、冗談ですよ」
という言葉を待った。「タチの悪い冗談言わないでください〜!」と怒りたかった。でも結局、本当だった・・・。
あーあーあー、なんだか。話を聞いたり読んだりして「ああ、いいなあ。こういう結婚なら
いいなあ」とずっと思っていた二人だったので、なんというか・・・やりきれない。
肌荒れひどし。治らない。とうとうタウリン様のお世話になることにした。(以前、栄養ドリンクに
入っているタウリンが肌に効くと読んだので)
タウリンの量にだけ注目して、2000ml配合の10本498円で安売りしていたものを買ってきた。
昨日寝る前にぐいっと飲んでから寝たら、しつこかったふきでものが少し治った気が。
そして今朝も飲みました。頑張れタウリン!
20021112
月曜日の夜にやっている、カミセンと恋愛についての質問などをした上で3人の中から一人を選ぶという番組に
華原朋美が出ていたので思わず最後まで観る。
久しぶりに見たが、かわいくなっていた。体型もやせて落ち着いていたし、
なによりも話し方が昔と本当に変わったなー。とても落ち着いていて好感が持てる話し方だった。
元気そうでよかった、と単純にうれしくて、つられてにこにこしながら観てしまった。
デビュー当時からをずーっと追ってきているので、ついつい、まるで母親のような
目で見てしまう・・・同い年なんだけどね。
以前、買い物をしていた店で彼女の「あなたのかけら」という曲が流れていて、
すっと心に響いてきたのを覚えている。歌をやめないで、頑張ってほしい。
柴田よしき「黒い聖夜」を読んでいるところ。持ち歩くには重いので、家で
朝と夜に読んでいるのだが、毎日後ろ髪を引かれまくって会社に来ている。ああー、読みたいー。
本当は今度の週末に集中して読むつもりだった(この間の土日は「海辺のカフカ」に集中」)のだが、
我慢できずに手を出してしまったのが敗因(?)。そしてこれを読み終えた後には
水村美苗「本格小説」上下巻が控えている。
持ち歩いているのは金井美恵子「待つこと、忘れること?」。これはエッセイ集なので
途中でも未練なくやめられるのがよい。
20021111
金曜日の夜は友達とクレープを食べに行った。おかずと一緒になったクレープをそれぞれご飯として食べ、
そのあとでモンブランのクレープを一つ注文して半分こして食べた。
そこで飲んだ、ホットカルーアミルクがとてもおいしかった。また飲みに行きたい。
扇風機のような形をした不思議な暖房器具を買った。ハロゲンヒーター、というもの。温風がぶわっと出たりするわけじゃないのにつけた途端にあっという間に空気が暖かくなる。
これは・・・いい。
ストーブみたいに近づくと熱くなったりしないし、ファンヒーターみたいに空気を乾燥させたりもしない。それどころか、マイナスイオンも一緒に出るので、空気を汚さないらしい。素晴らしい!
思わず、「マイナスイオン、マイナスイオン、マイナスイオンは身体にいい」と唱えながらおなかをあててみたり、顔をあててみたりした。
今年の冬はこれのおかげで寒い朝も楽になりそう。うれしい。
丈詰めをしてもらっていたジーンズを受け取りに行ったついでに、靴を衝動買いした。
正直、疲れている時って、服だの靴だのを買うのがつらい。
店員さんたちのぴかぴかした感じがまぶしくて、自分がぼろっちく思えて落ち込んでしまうから。
でも、その時対応してくれた店員さんは愛想よすぎもせず悪すぎもせず、
とても丁寧に接してくれたのでなんだかうれしい気持ちになった。そのおかげで少し元気が出て、
別の店でニットも買ってしまったほど。
「海辺のカフカ」が図書館に届いたので受け取って来た。昨日一日かけて上下巻一気読み。
四国に行ってきました。
と思わず言いたくなったくらい、連れていかれてしまった。
20021108
昨日の帰り道、信号待ちをしながら「あ〜今日はまだ時間があるから、帰ってから本が読めるな、うれしいな」
とほんのり幸せな気持ちになった。
「調理場という戦場」読了。これは・・・買ってしまうかも。
なんで生き方の問題が仕事の問題かと言うと、ぼくが見てきた範囲で言いますと、
若い時の才能とか技量には、あんまり差はないからなのです。
結局、才能をどれだけ振りまわしてみても、あまり意味がないと思う。才能は
それを操縦する生き方があってのものですし、生きる姿勢が多くのものを生むからです。
点を線にしていくような生き方と言いますか。
才能というもののサポーターは、時間と生き方だと思う。才能だけではだめだと思うのは、
「時間や生き方なしでは、やりたいことの最後までたどりつかない」と
ぼくが感じているからなのです。仕事に合った生き方を持続できるかできないかが、
才能の開花を決めるように思います。
生き方は才能が発芽するためのバリアのようなものでしょう。どういう意識で道のりをたどってきたか、
それによって与えられるごほうびが、成就する夢なのだろうと思います。
(斉須政雄「調理場という戦場」)
この人のお店で、いつか食事をしてみたい。「コート・ドール」港区三田。
「お見合い放浪記」が終わってしまった。私としては、一緒に仕事をしている
年下の編集者君とハッピーエンドになってもらいたかったんだけど、そうはならず。
来週からはさだまさし原作「精霊流し」が始まる。坂口憲二が主役なので見ようっと。
20021107
4日くらいページが見られなかったし更新もできませんでした。ごめんなさい。
でも、更新できないとわかった初日はあーん、と悲しかったのだけれど、
それが数日続くうちに「なんか・・・もうこのままフェイドアウトでもいいかも。潮時
ということで」とちらりと思った自分も実はいて、そのことに驚いた。疲れてるなあ。
今は、ほぼ日ブックスの「調理場という戦場」を読んでいる。なんだか、あちこちに
どっかんどっかんぶつかって、自分を揺さぶってみたい気持ちにさせる本だ。
「毎日やっている習慣を、他人はその人の人格として認めてくれる」
(斉須政雄「調理場という戦場」)
毎日少しずつ続けること。やめないようにしよう・・・。たとえ一行しか書けないとしても。
すごいタイミングでこの部分を読んだな。
20021106
ほぼ日ブックス「海馬」がとても面白かった。母なんて2回読み、私が読み終えたあとに
さらにもう一度読みたいと言っていたほど。
目が乾燥してつらい。花粉症になったみたいにしょぼしょぼする・・・。なんとかしないと。
目の調子が悪いともう、すべてのことがおっくうだ。そうそう、「海馬」にも「脳は疲れない。
疲れているのは目だ」と書いてあったし。目の疲れは心身のすべてに影響を及ぼす・・・そう思う。
「仕事の能力なんて、はっきりいってそんなに大差はないのよ。差がつくのは
コミュニケーションのところでってことがほとんど」と母。最近そのことを実感することが
多いので、よーくわかる。来年の目標は「愛想のいい私になる」とすでに設定してあるほど。
20021105
今年はなんだか「茶色」が着たい気分。キャメル色のダッフルコートが欲しいし、濃い茶色の
ニットが欲しい。
以前からこっそり好きだった中山雅史(ゴン)のことが最近ますます好きだ。
コーヒーのCMが流れるたびに食い入るように見てしまう。
最後に「にっ」と笑うのを見るとつられて「にっ」としたくなる。いい顔だ・・・。
連休中に渡辺由佳里「ノーティアーズ」を読んだ。「神たちの誤算」という作品を読み、興味が沸いたので。
これは、働いて心身共にすり減らしている女性たちが読むといいんじゃないかな、と思った。
仕事をやっていくために自分の感情を犠牲にしなければならないこと。
それを繰り返していくうちにすりへっていくこころ。
傷つきたくなくて、人に踏み込むことも踏み込まれることも拒否すること。
だけど本当は泣きたいこと。
それらの入り混じった思いがなんだかすとん、と自分の中に落ちてきて、悲しい結末ではなかったのに、
読み終えた後少しだけ泣いた。
20021101
雨が降りそうな朝の空気って好きだ。水分が多くてやわらかくて。
最近の朝の冷たい空気がブラックコーヒーだとしたら、こんな日の空気は
ホットミルクという感じ。からだにやさしい。
うちのインコは、私が家に帰るとぴぃぴぃと鳴き始める。毎日、必ず。
「(自分も)いるよ、いるよ!」と主張したいのかな。テレビの声が
聞こえなくなるので困るんだけどね・・・。
それにしても、最近すっかりインコまで夜型になってしまった。12時過ぎているのに
カゴから飛び出てきて、コタツの上でひとしきり遊んでからまた戻っていったり。
来年で10歳くらいになるおじいさんなのに・・・よくないなあ。
プロントの抹茶ラテを飲んだ。あ、甘くない。(砂糖がついてきた)
想像していた味とあまりに違ったのでちょっとびっくりした。でも、あえて砂糖は入れずに苦味を楽しみました。
昨日はサンドイッチ以外のパンが全品100円(しかも税込み。うれしい)の日だったので
3つ買って昼ご飯にした。カボチャメロンパン、おいしかった。
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