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20030430

かくっと調子が悪い。
「まだ身体が春仕様になってないのよきっと」と母に言われた。そうかも。
なので、休日は身体のメンテナンスに重点をおこう!と決め、たくさん眠ったり 食べ物にいつも以上に気をつけて余分なものまで食べないようにしているところ。
あとは、部屋の片付けなどして基本的にほとんどの時間を部屋で過ごし中。
でも実はそれが一番幸せだ・・・。本を読み、眠くなったら眠る。そういう過ごし方が とても贅沢だと思う。

この間、エイヤッと思い立って部屋中のものを整理し、いらないものを捨てまくった。
服も、もう2年は着ていないしもう確実に着ないだろうというものや、着たおしすぎて 色褪せてきてしまったものなどをばんばん処分して身軽になった。
何かものが増えていく、たまっていく状態がとても苦手なので、持ち物は全て定期的に 見直して処分するようにしている。昔はとても大切にしていたものがそうでもなくなっていたり する場合もあって、そんな時は少し寂しいような気持ちになるけれど、 でも感傷に負けることなく、きっぱり処分する。
部屋にものがなければないほど、気持ちがいい。私はものを増やすのが本当に 嫌いなんだなーと思う。職場の机まわりにしても、周囲の人たちはいろいろかわいく ディスプレイしたりしているのに、私の机はかなり殺風景だ。書類などが たまっていく状態も嫌いなので、職場でも定期的に整理作業をしている。
お風呂に入って汚れを落とすようなものなのかな。余分なものを持っていることが、 まるで垢をためているみたいで気持ち悪いんだろうな、と思う。


20030425

5月に出るスガシカオのアルバムの中の、すでにラジオなどで流れている「Thank You」という曲に、 もう、メロメロ。

ねえ 明日 しんでしまおうかしら・・
もどかしいこと全てのあてつけに
君の心ゆれますか?
ぼくのことで後悔してくれますか?
ねぇ それ以外のやり方で どうすれば神にすぐなれる?

感じ悪いかしら・・
でも何もかもが気にさわるのです
君の涙おちますか?
あのニブイくそ野郎も泣くかしら
ねぇ もう少しだけお手軽に 神になるにはどうすればいい?
(スガシカオ「Thank You」)

例えば、
「感じ悪いかしら・・」のところで、「そうだよ感じ悪いよ〜」と心の中でつっこんだり、 「でも何もかもが気にさわるのです」で「うんうん」とうなずいたり、 「あのニブイくそ野郎」のところでは、「いいねえいいねえ!」とにやにやした気持ちになるほど。
相変わらずこの人の歌詞は最高だ〜!
ちょっとむしゃくしゃした時なんかに頭の中で歌ったり、ドライヤーで 髪の毛を乾かしている音にまぎれて大声で歌ったりしている。
もう、中毒みたいに好き。

渡辺真里奈の台湾についての本を読み、おいしいお茶に惹かれているところ。
ものすごくおいしいプーアル茶とか、飲んでみたい。


20030424

あんこは「こしあん」派。(でも、「つぶあん」もおいしくいただきます)
すごく久しぶりに、こしあんぱんを食べた。それにしても、一番最初にあんことパンと一緒に してみた人って本当に素晴らしい!などと思いながら。
あんこ、おいしい・・・。感動のおいしさだった。身体に甘さがやさしくしみていく感じ。
今の体調には、チョコレートでも生クリームでもなくて、あんこが合っているのだな、きっと。
こうやって、自分の身体にぴたっとくるものを食べた時って、身体の細胞がわらわらと喜んで 元気になっているような気がする。

キムタクのエッセイを本屋で立ち読み。
素直な言葉で素直な気持ちが綴られていて、なんだか読んでいて心地よかった。 変かもしれないけど、ちょっと癒されたような気すら。
リッチマンだったらもしかして買ってしまったかも・・・。写真の笑顔も、見ていると幸せな気持ちになれたし。
最近ちょっとくたびれがちなので、そこにぴたっとはまったのかな。
いや、ほんとにキムタクファンじゃないんですけどね・・・。
新潮文庫の新刊を二冊買ってうれしく帰る。


20030423

明日出るというキムタクのエッセイ本・・・ちょっと読みたい。買うほどではないけど、さすがに。
図書館に入るかなあ。入るといいなあ。
魅力のある人が何を考えているのかって、すごく興味がある。

この前農家に直接注文して2キロ買ったほしいもは、2週間くらいでほとんど食べてしまった。 あと少ししか残っていない。
なので、またいそいそと注文。今度は3キロ。

小さい頃に観ていたアニメを改めて観ると、違った感想を持つ。
例えばドラえもんの忍耐強さなんて、今となっては感動してしまうほどだ。
どうしてのび太にイライラしないでいつもいつも心配してあげて、道具を出して助けてあげる んだろう!それも、ただべたべたに甘やかすんじゃなくて、ちゃんと叱ったりもしてるし。
愛だ・・・。
昔からドラえもんが好きで、「将来はドラえもんみたいな人(体型とかじゃなくて性格)とつきあいたい」 などと口走っていたことさえあるのだが、案外それって結構見る目があったのかも。


20030421

「懐かしの名曲&懐かしのアニメ名場面100」とかいう番組をなんとなしに観てしまう。
曲はなぜか自分が産まれる前のものもほとんど知っていたし(その中には母が知らないものすら あった)、アニメについては「Q太郎は卵から産まれたんだよね」みたいなレベルの小さなことも覚えて いたりして、母に「あんたはどうしてそんなどうでもいいことばっかり覚えてるの?」と あきれられた。
でも、自分でも「私の記憶のデータベースって、くだらない・・・」と思った・・・。


20030418

昨日は職場の飲み会だった。
おととい、昼にラーメン、そして夜は牛丼というヘビーな食事をしたせいで、 夜になっても全然おなかがすいていなかった。胃はずきずきするし(自業自得なんだけど)、 行くのやめようかな、と思ったのだけれど「途中で帰ってもいいし、気楽な店だから〜」 という幹事の女性の言葉で やっぱり行こう、という気持ちになった。「私はいつも自由度優先!」という言葉も、なんだかいいな、と思ったし。
この女性はとっても色っぽい人で、もちろん男性陣に人気なのだけれど、なんとなく その理由の一部がわかったような気がした。この奔放な感じに惹かれる人が多いの、わかるなと。
美人って、多少ワガママだったりしても、かえってそれも魅力になっちゃったり すること、ありますよね・・・。
その他にも、男心をつかむ行動がこまごまとあり「おおなるほど!これは ぐっとくるよなあ」とちょっと感動しながら眺めてしまった。真似は・・・できない。自分の キャラにあまりにもない要素だから。

帰り際にトイレに行って出てきたらみんなとっくにいなくなっていたのがちょっとショック だったけど、気をとり直して駅までぽこぽこと歩く。この季節、夜散歩もまた楽し。


20030417

昨日は帰りに友達と牛丼を食べに行った。吉野屋、ひさびさ。
並盛りを「つゆだく」で、生卵もつけて、あつあつ。うーまかったー。
コーヒー屋で飲み物を買うくらいの値段でしっかりおなかがいっぱいになるなんて、ステキ。
ちょっと癖になるかも。

山口智子が出ているスクラッチのCMを観た。相変わらずいい表情をするなあ、と見とれていたら、 母が「このCMの出演料ね、9千万だったんだって」と教えてくれた。
きゅ、きゅうせんまんえん・・・。9千円、の方がまだわかるような気がするくらい、すごい金額だ・・・。
これはもう、吉永小百合に近いレベルなのだそうだ(彼女は1億らしい)。
「どうしてこれだけで9千万円?」と不思議がる母。
「きっとさ、この人はとっても幸せそうな顔をしているから、それでじゃない? 今ってこんなに幸せそうな顔している人って少ないから、貴重でしょ。だからその分高いんだよ〜」 と私。
「なるほど・・・」とちょっと納得しかける母。
でも本当、そうなんじゃないかなあ、と思う。この人の笑顔はやっぱりとても魅力的。幸せオーラ。


20030416

本屋で「クウネル」に雰囲気の似た雑誌を発見。
Lingkaran(リンカラン)」。CHARAとケンタロウが表紙。
「新時代のライフ・スタイルを提案する女性向けライフスタイル・マガジン」だそうで、 内容もかなり、似ている気が。今ってこういうの、流行りなのかな。
食事の内容を大切に、そして自然と共存する暮らし。時間がゆっくり流れる空気感というか・・・。

帰ったらちょうど火曜サスペンス劇場が30分遅れ(ナイターで)で始まったところで、 ついつい観てしまう。植物でもDNA鑑定ができることをはじめて知った・・・。ちょっと感動。
こういうサスペンスもので「この人がこんなチョイ役で出るはずがない、きっと最後に 何かある」と思ってしまう俳優が必ずいる。昨日ので言うと、大鶴義丹と渡辺梓。
まあたまに、「あらら本当にチョイ役だったよ」ってこともあるけど。
そして西村和彦は、すっかり「正義感の強いよい人」役として定着している気が。


20030415

最近、お酢がおいしい。
家に帰ってお風呂に入る前と出てきてからの二回に分けて、少しずつ飲んでいる。
身体にたまった疲れをとっていってくれる感じ。
もともと、すっぱいものは好き。 幼い頃、放っておくと際限なく梅干しを食べ続けにこにこしていたらしいし。
今、おいしい干し梅を探し中。仕事中に「梅干しが食べたい!」と思うことがけっこうあるのだけれど、 さすがにいきなり生の梅干しをむしゃむしゃ食べるわけにもいかないので、干し梅で代用しようかと。

最近、離婚する人が多いなあ、と思う。自分の周囲でもそうだし、芸能界も?そう。
身近で離婚した人から話を聞いたのだけれど「会社で上司が替わってその人の下で精神的にまいっていて 疲れて、それで家に帰ってずっと気持ちが落ち込んでいる旦那サマの相手をするのが つらかった」と言っていた。そりゃそうだ・・・。
人と一緒にいることって、弱い自分を見せたりちょっと支えてもらったりが うれしかったりもするけど、ずーっとその関係だったら続かないって思う。
一緒に暮らしている相手のために、自分のコンディションを整えて、心身共にできるだけ元気でいようとすることも相手への思いやりなんじゃないかなと。そうでなかったら、一方的なよりかかり、甘えになってしまう。
今って・・・外に出ている間にたいへんなことが山ほどあるから、家庭でも自分が頑張り続けないと いけない状態になるんだったらもうやめたいな、って思ってしまうのは自然なことなのではないかなあ。
「今は一人を満喫してる。のびのび生活!」という彼女は確かに以前に比べて元気になった 感じで、かえって幸せそうで、よかったなあ、と思った。


20030414

土曜日、ず〜っと行きたかったシズラーにやっと行った。
サラダバーのメニューには他にも果物やカレーやスープ、グラタンなんかも あるのだけれど、今回はほとんどオクラとブロッコリー、アスパラガス、ごぼうサラダばっかり食べていた。 梅味のドレッシングをかけてさっぱりと。
ああ、野菜は本当においしい。はてしなく食べられるような気がするし、食べても食べてももっともっと、どこまでも食べていたい、と思う。
野菜でおなかがいっぱいになるってとても幸せ。
毎日でも来たいなあ。周囲を見るとけっこう一人でふらりと来て、雑誌をながめながら食べている 人がいたので「今度一人ででも来よう」と思った。

日曜日は、ねじがこわれたように眠った。起きていた時間、ほとんどなし。いきなりかくっと体調が悪い。 泥のように疲労がたまっている。
でもその理由はよーくわかっていて。
そう、最近のストレス食べがいけない。私はとにかく、栄養過多になるとてきめんに不調になるらしい。 たぶん内臓がその処理にくたびれてしまって、それが体調にも出るんだろうなと思う。
節制しよう・・・。


20030411

なんだか親知らずがはえてきたような気が。
なぜ今頃・・・。
まあ、春だからね。きっといろいろなものが育つのね。
ああーーーー歯医者に行くの、いやーーーあ。
親知らずって絶対抜かないといけないんだっけ・・・。

菊間千乃「私がアナウンサー」を読んでいるところ。前から気になっていたので文庫になってうれしい。
しかし・・・いいいいい、いたいいたいたい。読んでいると自分の身体まで痛くなってくるような 気すらする。本当に、本当に壮絶だったのだなあ・・・。
これからは、テレビで見る彼女の笑顔が今までとはちょっと違って見えてきそう。

昨日買った「クウネル」を眺めて、幸せな気分になってから寝た。
これを読むのは私にとってとても大きな気分転換だ。この中に入り込みたい、こういう暮らしがいいな、と毎回思う。
今回特に気になったのが、山口県須佐町立図書館 まなぼう館のこと。24時間いつでも本の貸し出しができるそうだ。すてき・・・。
いつかこの図書館に行ってみたい。


20030410

今の私は、のび太と寝つきのよさを張り合えると思う、絶対。
本当に、気絶するように数秒で意識がとんでいる。しかも場所を選ばなくなってきたのがこわい。昨日なんてお風呂で髪の毛を洗ったりしている時に身体ががくっと揺れて寝かけた。湯船に浸かっている時じゃなくてよかった〜。
なんでこんなに眠いのだ・・・春だからか・・・。そういうことにしておこう・・・。

友達に教えてもらったコラーゲンを2週間くらい飲み続けているのだけれど、よいかも。
その子の「肌診断したらハタチの肌になってたよ!」という恐ろしく説得力のある言葉に惹かれて、 ちょっと高かったけど思い切って買ってみたのだ。一緒に飲み始めた人も、「肌診断やってみたら8歳若返ってた」らしい。これはけっこうすごいのではないでしょーか。


20030409

今朝は朝からとにかく会社に行きたくなくて、疲れがまるで砂のようにずっしりとたまっているのも わかったので、ぎりぎりまで「休んでしまいたい・・・」とぐだぐだしていた。
身支度を整えてみてもどうしても気持ちがついてこなくて「やっぱり休もうかな」と迷っていたのだが、母から「仕事があるだけありがたいと思いなさい」としっかり怒られる。「いや、仕事がちょっと落ち着いてるからこそ休みたいんだけど」と言ってみるも「会社がちゃんとあるだけでありがたいんだから!」とまた怒られイヤになる・・・。そりゃそうなんだけど〜。
イラッときてドアを叩きつけてそのまま出てきてしまった。あー、いかん。
でがけにケンカ(?)はしないと決めているのに・・・。
よっぽどそのまま漫画喫茶にでも行ってサボリッ子になってしまおうかと思ったのだけれど、 とにかく会社に行く。行ったら行ったで、またブルーになるような連絡がきていてさらにへこむ。
でもサボっていたらもっとまずいことになってたのでちゃんと行ってよかったよ・・・。それを 読んでいたらカッとなっていた頭もすっかり冷えたし。
自分の性格でけっこう楽な部分だと思っているのは、こういうイライラや怒りの状態があんまり長くは 続かないところ。その状態にすぐくたびれてしまうので、おさまるのも早いのだ。

それにしても、私は本当に身体が不調だと気持ちにあまりにも直結してしまうなあ。下手するとまるで別人のように なってしまうことさえ。もっと体調を整えることに真剣にならなくては。
昨日の帰り、せっかく本屋に寄ったのに全然わくわくもうれしくもならなかった時点で、 もっとちゃんと自分の不調を自覚するべきだった・・・。別に、熱が出ていたりしないからといって コンディションがいいということにはならないことも。

今朝、夏樹静子「モラルの罠」を読み終えた。でも、なんだか読書まで不調。すかっとしない。
今何が読みたいのかがよくわからなくなってしまった。
でも案外、こういうすっきりしない時にどかんと5時間くらい漫画を読みつづけたりするとかなり気が晴れたり するんだよな・・・。うーむ、行きたい、漫喫へ。


20030408

たかのてるこの「モンキームーンの輝く夜に」を週末に本屋でちらっと立ち読みしたら、 もう続きが読みたくて読みたくてたまらない。図書館で予約してるけど、待ちきれないよう。
モンキーマンとどうなったのか結末が気になる・・・。
ああー、全部読むのが楽しみだ〜!


20030407

夏石鈴子「バイブを買いに」の文庫版を買った。タイトルに一瞬ぎょっとして、 レジに持っていく時ちょっとドキドキしたけど、それでも買ってよかった。心に響く部分がたくさんあった。
特に女性は「ああ、この気持ちは知っている」と思う部分が多いのではないかな〜。
好きな人への幸せな思いや、それとは逆にすっ、と冷えた瞬間の気持ちや。
私なんて途中で「うわあ!」と苦しくなって一瞬本を閉じたほどだ。

わたしは、ススムとずっと一緒にいたい。ただそれだけなのだ。二人でごはんを食べ、話をして、 一緒に眠って。一緒にいい思いをして。そして、黙って隣に坐ってぼんやりしたい。 いいことがあったら一番最初に教えたい。一日の一番最初に会って、一日の終りに顔を見たい。 好きなことと嫌いなことを覚えたい。たとえ、悲しい時でも、わたしにはあの人がいてくれるから 大丈夫と思っていたい。雨の日なんか、あいつはどうしているかなぁって、わたしをちょっと 思って欲しい。とにかくわたしはそうしていたい。
(夏石鈴子「バイブを買いに」)

この人の文章をもっと読みたくなって、「家内安全」はこの間読んだので 今度はエッセイを図書館で予約した。

女の人は、いつだってひんやりとした気持で、自分の年齢を見つめているものだと思う。 「まだ結婚しないの?」「子供ってかわいいわよ」「若いうちに生んでおかないと」「誰かいないの?」。 何気なく言われたそんな親切な言葉は、小さなトゲのように刺さる。そしてこのトゲはまた厄介なことに、 忘れた頃に鈍く疼くのだ。
仕事に疲れた帰りの電車のなか。寝過ごして、やっと目が覚めた土曜日の午後。 せっかく買って育てようと思った観葉植物が枯れた時。長くつき合ってきた男が、急につまらなく 思えた時。異動が発表されて、ああ、結局わたしって、そんな程度かと思い知らされた時。 冷蔵庫のなかのものが、全て賞味期限が過ぎていた時。
そんな時、自分の年齢をピシッと思う。一体いつまで、こんな生活が続くのだろう。 いつまで続ければいいんだろう。この先、まだ何か新しいことってあるんだろうか。 「もう○歳」とは思わずに、「まだ○歳」と思って、自分を励ましてきても、決して元には 戻らない自分の年齢を思う。
(夏石鈴子「きっと、大丈夫」)

私も最近、そういう「親切な言葉」を言われることが少しずつ増えてきた。
その度に嫌でも、自分の年齢をズン、と自覚する。「そっかー、そういうことを言われる年齢になってきたんだなー」と。
同時に、そうやって周りからくっつけられるぺとぺとしたものがちょっと鬱陶しいなあ、とも思う。

週末にみた夢。サラダバーのようなところで野菜を食べていた。
そこで一緒にいた女の子(現実では知らないひと)が思い切り野菜を山盛りに盛ってきて、 ドレッシングもどばどばかけ、とてもうれしそうな顔でもりもり食べていたのを 見て「ああ、あんな風に、自分に与えられた状況やものを、最大限に 喜べる人になりたい」と思った、夢の中で。でも、目が覚めてからも、そう思った。


20030404

昨日は朝から固い決意をして、強い意志をもって早くに会社を出た。(なんて大げさな表現)
駅ビルが開いている時間に帰れるだけでもう、顔が勝手ににやけてくるくらいうれしい。
本屋に寄り、思う存分うろうろした。
この写真集いいな、川内倫子かな、と思って手にとったらやはりそうだった。 この人の写真って・・・どうしてわかるのだろう。例えば、チラシっぽいものに使われているちょっとした一枚 でも絶対、心にひっかかってくる。
他の人の写真と何が違うんだろ、とじぃっと眺めてみた。
光のやわらかさかな・・・。という程度の結論しか出ない自分が情けなし。
こんな風に、例えば歌声だけ聴いてその人だとわかるとか、文章をちらっと読んだだけでその人だとわかるとか、 そういう力を持っている人って無条件ですごい、と思う。

夜は、買った本を読みつつ、スガシカオのラジオを聴いたりしてうれしく過ごす。


20030403

新しい職場環境にまだ慣れなくて、ひっそりストレス。
高齢になってからの引っ越しは、いくら家族と一緒だとしても新しい環境へ移るという行為が心身に負担をかけてしまうのであまりよくない、というようなことを聞いたことがある。それってなんだかわかる・・・と思うほど。
今回、別に転職したわけではないので社内にいる人たちは同じだし、もうちょっと気楽なはずなのだけれど、なんだかとにかくくたびれるので。
もう、通勤に使う電車がかわったこととか、会社のある駅周辺のつまらなさとか、すべてが嫌だ。
本屋はあるけどいまいち長居はできない雰囲気だったし。ぶちぶち。
などと、すっかり「文句たれ子」になっている自分もイヤだなあ。はやくここでの楽しみを見つけよう・・・。

人って、一度そこから離れてみないと、そのありがたさとか恵まれていたことなどをしっかりとは実感できないものなんだなあ・・・。「別れてからあの人のいいところを思いだす」みたいな感じ。
なにかを手放そう(仕事とか人との関係とかモノとか)とする時には、一度それを本気で「なくしたつもり」になって、それでも手放すのかどうか自分の心に聞いてみたほうがいいのかもしれない。
自分の意志で決められることに関してはそれくらい慎重になろう、と思った。


20030402

口どけ生茶のCMの松嶋奈々子がかわいい・・・。いい表情するなあ、と思わず見とれてしまう。
ダイエットコカコーラの長谷川京子の素晴らしいスタイルにも目が釘付け。

ここのところ、目の前のことでいっぱいで、自分が大事にしていることを忘れかけていたかもしれないなあ、と思う。毎日心身共に元気で健康で過ごし、人に対して優しくできるくらいのゆとりを常に持てるコンデションを保つ努力をすること。それを最優先にすること。
以前の私は、一度身体をこわしたことでちゃんとこりて、たとえ少しくらい社内の人間関係に寒い風が吹いても「いや、今日は帰ります。身体こわすの嫌なので。明日の朝早くきて終わらせておきます」ときっぱり言うこともできていたのに、いつの間にかすっかり「仕事仕事仕事!」の波に流されていたなあ・・・。結局、そうやって周囲の流れに逆らわないでいた方が楽だからなのだけれど、いかん。ここらでまた基本にもどらなければ。また倒れるのは絶対嫌だ。
なんとなく、仕事を調整して自分の体調を優先する、という姿勢は堂々とはとりにくいけれど、でも、また頑固な健康おたくにひっそりと戻ろうと思う。「寝ないと早くぼけるそうですよ!」と逆に脅してやる・・・。

そして、もっと楽しみの時間をたくさん持ちたい・・・。
頭の中で「あそこに遊びに行きたい」「旅行に行きたい」「あれを食べてみたい」「あれを買いに行きたい」「あの本読みたい」などと空想しているだけの生活はもういやじゃ〜。

仕事、って。人によってその位置づけは絶対に違う。
「自己実現の一部としてやっている。仕事の成功が自分の喜び」な人もいるかもしれないし、
「生活するお金をもらうための手段。だから割り切ってる」人もいるだろうし。
それは「仕事をするために生きている」のか、「生きるために仕事をしているのか」ということなのかなと思う。
そのどちらを優先させるのかということ。自分にとってのその順位がはっきりしていないと結局、どっちつかずで苦しいことになるような気がする。最近の私のように。
私は基本「生きるために仕事はずっとしていかなければいけない、その形態はその時々で変化するにしても」と思っている。そして、仕事をしていくことを通じて自分を成長させたい、とも思う。成長した自分を時々ふっと実感できる瞬間があるから、うれしくてまた次のポイントまで頑張れるんだろうなと。
でも、「仕事で自分の時間がほとんどなくなるような状態は苦しい、私は毎日の生活のちょっとしたことが一番楽しみだし大切だからそれまでなくなってしまったらなんのために生きているのかすらわからなくなる、だって仕事するために生きているわけじゃないんだもん!」と心の中で大暴れもしている・・・。
みんなこういうジレンマを抱えて日々仕事したり生活したりしているのでしょうね、きっと。
自分が好きなものや大事にしたいことを必死につかまえておかないと、それ以外の波が大きくていつのまにか流されていってしまう、そんなイメージだな・・・。今の生活って。


20030401

会社、新しいビルに引っ越した、の、です、けれど。
指輪をおっこどしました。
よりによってトイレに・・・。
まさか初日から、ビニール袋をかぶせた手をトイレに突っ込むことになるなんて〜。
ショックだ・・・。
でもきっと、このビルで受けるかもしれなかった 悪いことをあの指輪くんがひっかぶって飛び込んでいってくれたのだろう。無理やりにでも そう思うことにしよう。ありがとう指輪くん。短いつきあいだったけど本当に好きでした。くすん。


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