ホントホント。嫌なことが起こらない世界なんてない・・・。だからこそ、 気持ちを上手に引っ張り上げることって、大切。


20030527

電車の中などでついつい、周囲の人の服装をじぃっと見ては「この人はどういうお店で、どういう気持ちでこれを買ったんだろ」と想像するのが癖になっている。
今朝は、目の前に立っていたおじさんのジーンズについて考えました。

来月に出る「つれづれノート」が楽しみすぎてもう、どうにかなってしまいそう。
さかのぼって過去のものを読み返していたら、心にずーん、とくる部分があった。

人が、自分以外の誰かと密接につきあっていく時に大切なことは、その人が何を最も大切にしていてこだわっているかということを知り、そのことを何はさておき、大切にしてやる、ということだと思う。それが理解できないもの、共感できないものであるかもしれないけど、その人が大切にしているんだということは尊重してやらないとダメな気がする。

また、こんな部分も。

流していくことのこわさ。人は小さな溝はとびこえられても大きな川はこえられない。
さて、私は、みてみぬふりをすることのこわさを思う。何か、事柄でも人間関係でも、小さな「あれ？おかしいな」を感じた時、それが小さなことであるほど、つい流してしまうものだ。けれど、その小さな「あれっ」をみすごしてしまうと、次にきた時もみすごしてしまい、やがていつか、大きなかたまりになって目の前をふさぐ気がする。小さな水のすじの時に、とびこしておけばとびこせたものが、つもりつもって大きな川になってしまうと、もう無理だ。
そんな時は、すべてがバンとこわれるか、心の一部を殺すしかなくなる。
「あれっ」と流さずに、いちいち立ち止まって考えるなら、その時はイヤなめんどくさい気持ちになるかもしれないけど、そのあとはそのつどすがすがしくいられる。
仕事や私生活、すべての人間関係について、そう思う。
（銀色夏生「空の遠くに　つれづれノート9」）

この部分を読んだ時、最近自分が抱えていたもやもやを解決する糸口が見つかったような気持ちになった。
ほぅっと力が抜けて、楽になったような気さえしたほど。


20030526

瀬尾まいこ「卵の緒」読了。
居心地のいい場所にいるようで、ここにずっといたい、そんな気持ちになる本だった。

週末は誕生日だった・・・が、起きてすぐに母と喧嘩になり（夕方には復活）、部屋にもどって思わずしくしく泣く。
さすが、オーラソーマの人に「コミュニケーションは大丈夫ですか？得意ですか？」といきなり聞かれただけのことはある・・・。
今年も大きな課題、人とのコミュニケーション。
でも、携帯に「おめでとう」メールをくれた友達のおかげで持ち直す。そしていっぱい寝てさらに回復。

金曜日の夜には職場の友達が、大量の野菜料理を用意して新居（最近一人暮らしをはじめたので）に招待してくれて久しぶりにじっくりと話し込むこともできたし、友達って本当にありがたいな・・・と改めて実感した 今年の誕生日だった。
しかし、その友達にも言われてしまった。「最近、すっごい心を閉じてるっていうか、人をよせつけない感じ。それがひどくなったよね」と。やっぱりコミュニケーションに問題が・・・。


20030522

昨日の昼休み、洗面所の鏡で自分の顔を見て本気でショックを受けた。
顔に色というものがなかった。血の気、引きすぎ。目の下のクマもいつも以上にくっきり。
この顔をさらして歩いていたかと思うと、みなさんすいません！と謝って 歩きたいくらいの気持ちに。
焦ってコンシーラーを塗りなおし、頬にはチークをぐりぐりと入れて応急処置をしたが・・・。
ちょっと、お化粧を真剣に学ぼうかなあ。
この間観ていたドラマの中で、野際陽子が「お化粧は自分のためにするんじゃありません。礼儀です！」 というようなことを言っていたが、そうかも。見苦しいものを見せないための・・・。
あああ。毎朝、メイクしてくれる人がほしいー。
帰りに買った雑誌に載っていた、SHIHOのぴっかぴかの笑顔を見て「あ〜なんてきれいなの♪」 とうっとりすると同時に、自分のぼろ雑巾っぷりを思いずどーんと落ち込む。


20030520

なんというか・・・生きていくということは面倒くさいことのオンパレードなんだな〜、本来。
生活していくことはきれいなものだけに囲まれていられるわけじゃないし。汚いところを見たり、 本当〜〜にやりたくないようなこともやらなきゃいけないし。
などとしみじみ実感しながら片付けている今月。とてもしんどい・・・が、私はここのところ、 仕事のしがらみなどを片付けていくことだけに力を使っていて、そこでかなり疲れきっていたので、 正直それを言い訳にしていた部分があったと思う。
でも、そんな状態をずっと続けていたら「家のことはお前にまかせたよ」と 言ってほったらかしの夫のようになってしまう・・・。
なので、一生懸命パワーを腹の底から出してきて母と一緒に戦っている最中。
なんとか、乗り切りたい。
今回のことは、どう頑張っても「これはこれでよかったね！」とは 言えない類のことだけれど、すべて片付いてしまえばきっと「あの時はお互い頑張った！」 と言い合えるはず。

とりあえず今言えることは、
「（母も私も）お互い、一人暮らしじゃなくてよかったね」
ということだ・・・。


20030519

ERを毎週親子揃って楽しみに観ているのだが、今シリーズ、あまりに暗い・・・。
アビーの母親は躁鬱病でたいへんだし、コバッチュは正当防衛とはいえ人を殺してしまうし、 ベントンは首になりかかりその上甥が銃で撃たれて亡くなってしまうし、 コーデイは医療ミス、その恋人のグリーンには脳腫瘍が見つかる・・・などなど つらい出来事ばかりで、毎回観終えて出るのはため息ばかり。でもまた観てしまう。ストーリーが しっかりしているから、ただ暗い気持ちになるだけでは終わらないのはさすが。

週末借りてきた本は4冊。そのうち3冊はうーん、正直いまいち。近藤史恵「天使はモップを持って」 は面白かった。

一ヶ月くらいぐぐっとこらえていたのだが、とうとうまたジーンズを買ってしまった。
しかもやけくそになったのか、一気に2本。ぺったんこ靴に合う丈に切ってもらう。
私の服人生、ジーンズの購入にばかり力を注ぎすぎている気がするなあ。
ほんともう、今年は買わないつもり・・・少なくとも冬までは。


20030514

私は、いろいろなことにおいて自分の本心に気づくのがとても遅い。
その時はそのまま通り過ぎてしまったものが、しばらくたってからすとん、と腹に落ちてきて やっとわかるという感じ。
もうちょっとその反応を素早くしたい・・・。さんざんためにためて、 身体にまでその影響が出てからやっと気がつくのではあまりにも遅すぎると思う。

ふっと思ったこと。
幸せって、別にいいことがたくさん起こっていなくても 心がすーっと穏やかで、これから起こるいいことも悪いかもしれないことも 全て受け止められるような気持ちでいる状態を言うのではないかな。
そういう時って、たとえよくないことが起こっても自分の中で 片付けたり、気持ちを別の所に上手に持っていけたりするから、ひどく疲れすぎたりもしないし。
私は朝、けっこうそういう状態。
だから余計に朝が好きなんだろうな〜。


20030513

ここのところ、日記が書けないので「もうそろそろ潮時？」と思ったりしていたのだが、 よしもとばななのサイトの日記を読んで少し考えが変わった。メモ代わりと思えばいいんだ、と。
実際、ここに何も書かなくなったら、覚えていなかったり思い出せないことはかなり多い。
そして、どこかで「人に読んでもらいたいもの」を意識して書くことが、私にとっては とても大きな意味を持っているので、ここに書いていなかったら今まで続いてはいなかっただろうと も思う。
いいんだいいんだ。メモでいいんだ。何を食べたとか何を読んだとか、そういうことだけでも いいから、一行でもいいからこつこつ続けていこう・・・。

今自分がやっている仕事が、どこかに続いていくという 気が正直しないのがつらい。あともう少し進んだら、そこは崖っぷち、行くとこなし。そんな気分。


20030512

週末、図書館で借りた本を持ってスタバへ。
「僕の生きる道」のノベライズを読んでいたら泣けてきてしまった。
スタバでコーヒーを飲みながら、本を片手に泣く女・・・こ、こわい。
しかし途中で止めることもできず、涙ぐみながらも読破したのだった。
ドラマも観ればよかったなー。職場の友達たちがみんな、 「今日は『僕の生きる道』の日だから早く帰る」といそいそ帰っていったり 翌日あらすじについて話しているのを見たり聞いたりして「なぜみんな、 死んでしまうとわかっている悲しいドラマをそんなに観たいのだ！」と 不思議だったんだけど、今になってその気持ちがわかったよ。

最近気になる人。それはKABAちゃん。テレビで観ると、うれしくてにこにこしてしまう。
「ひげが濃いのが悩みなの！」と恥ずかしがっている姿とか、めちゃくちゃ可愛らしい。
でも、元DOSだったことは知らなかった・・・。


20030509

この季節になると、気にしなければいけないのが紫外線対策。毎年、日焼け止め探しに燃える。
つけた時に油っぽくなってしまうのは苦手。皮膚が呼吸できない気がするから。
毎朝、「ああこれから日焼け止めをぬるのか」と思うとちょっとブルーになっていたほどだった。
今年は、ビオレの弱酸性の日焼け止めを使っているところ。すーっとなじんで軽いのでぬるのが苦にならない。服にちょっとついてしまっても、拭けばすぐ落ちるのもエライ。
もしかしたら顔用なのかもしれないけど、首や腕にも使ってしまっている。
SPF20なので、真夏の日差し対策にはつらいかな。でもこまめにぬりなおせば大丈夫かな。
それと、私の目は日差しに弱い（ちょっと長い時間外にいた日はあとで目がものすごく痛くなる） のでUVカットのコンタクトにしたい・・・。

「出張ホスト」という本がちょっと前から気になっていた。昼はサラリーマン、夜は出張ホストを している男性の手記。一晩4万5千円らしい。どんな気持ちなんだろ・・・女の人に 自分の身体を売りに行くのって。
さすがに図書館にははいらないかな、と思っていたのだが、あった！のでさっそく予約。
すぐに「用意できました」と連絡がくる。さすがに予約までして読もうとする人はそんなにいないよね・・・。


20030508

職場の友達と、何かつらいことがあると一緒にアニメ「フランダースの犬」の主題歌を歌うのが流行っている。
それもネコ語で。
ニャンニャンニャンーニャンニャンニャンーニャンニャカニャンニャンニャンニャンニャンニャン
と、教会で倒れているネロとパトラッシュを天使が迎えに来るシーンを思い浮かべながら暗く歌うのがコツ。
PHSの着メロになってないかな、と思って探してみたら、あったあった。「よあけの道」って題名だったのか・・・。
早速いそいそとダウンロードしてきて、職場の友達からの電話はこの曲が鳴るように設定。うっふっふ。


20030507

昨日テレビである女優さんを久しぶりに見て、その変わりように驚愕する。
思わず「本当にあの人だよね？」と番組表の名前を確かめたほど。母も やはり同じことをしたくらい驚いたらしい。
そして、よりによって演じていた役柄もかなり怖かったので、それも手伝い 恐怖は倍増。あまりの怖さにへなへなと身体中の力が抜けてしまった・・・。
ぱっと見た瞬間、彼女の目がぽっかりと黒い穴になってしまったような印象を受けた。 表情というものがごっそりと抜け落ちてしまったような。
プライベートでいろいろあったらしいのは知っていたのだが、それにしてもここまでとは。
人の顔ってここまで変わるんだ！としっかと思い知らされた。生き方は顔に出る。 本当に！出る。
もちろん、いい方にだって変われるわけで、 整形しなくてもある程度「いい顔」になることも可能なんだろうなと思う。

最近、コーヒーが無理しなくても飲めるようになってきた。けっこうこまめに飲んでいる。
昔は砂糖とクリームなしでは絶対飲めなかったのに、今はブラックで飲むのが好き 。味覚が大人になったのかしらん。
でもまだ全然「おいしいコーヒー」ってどういうものなのか わかってなくて、缶コーヒーでも、みんなが「まずい」と言う給茶機のコーヒーでもおいしくいただいてます・・・。


20030506

大学時代の友達から電話。「高校の同級生が今度結婚することになって、 二人で食事するので、その時にあげたいからアニヴェルセルでイニシャル入りの ハンカチを買って送ってほしい」とのこと。
ちょうど来週がその友達の誕生日なので、一緒にプレゼントも添えて贈ることにした。

連休に読んだ本。
「モンキームーンの輝く夜に」たかのてるこ。やっと立ち読みじゃなく読むことができて、満足。
「緩やかな反転」新津きよみ。
「唇のあとに続くすべてのこと」永井するみ。
「女優」春口裕子。
「K（ケー）・Nの悲劇」高野和明。

そうそう、キムタクのエッセイを予約した。そしてあっという間に予約者200人突破。さすが。
でも、昔の「模倣犯」の300人待ちには負けたね。


20030502

海砂利水魚って、どうして「くりぃむしちゅー」に改名したんだろ。
絶対、海砂利水魚の方がよかったのに〜。二人の雰囲気とか、有田さんのちょっと 悪そうな顔に合ってて。元・バカルディ＝現・さまぁ〜ずもそうだけど、しかもどうしてひらがななのだ。
コンビ名はひらがなじゃないほうがなんとなくいいのになあ、 などと思いながら深夜番組をぼんやり観ていた昨日。
そして、くりーむ、じゃなくてくりぃーむ、とか、さまーず、じゃなくてさまぁ〜ずとか、 この小さい「ぁ」や「ぃ」が入るとなんだかほにゃぁ〜っと気が抜けるような感じがするのは 私だけでしょーか。

「動物のお医者さん」のドラマが観たいのに、なぜか毎週木曜日って帰りそこねて まだ一度も観ることができないでいる。来週こそは！

たかのてるこの「モンキームーンの輝く夜に」を本屋に行く度に少しずつ立ち読みし、 とうとうほとんど読み終えてしまった。
この人の文章を読むと、すっきり晴れわたった青空の下にいるみたいな気持ちになる。
そして今週、図書館の予約の順番が回ってきたとの連絡が。やったー。腰を落ち着けて じっくりまた最初から読もう。


20030501

ああ、5月だ。
ほえ〜〜。
最近、「ほえ〜」が口癖、というか思い癖。（心の中でよく言ってるので）
なんだか力が入らないこの頃・・・。それなのにさらに心身共に力を抜きたいらしい。
ほえ〜。

数歩先どころか、すぐ足元にご褒美を置いておかないと前に進めぬ。
今楽しみなのは、友達がもうすぐ一人暮らしを始め、かなり近所に引っ越してくること。
彼女とは基本的なテンポ、時間の過ごし方が似ているので本当、一緒にいてくたびれるということがない。
休日に観ていたテレビ番組までほとんど同じだったりすることもけっこうあって、面白い・・・。


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