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20030627

気持ちが弱っている人とか、疲れきってしまっている人とかを見ると、なにもできないけどなんとかしてあげたくなる。自分の気持ちの「おっかさん」部分を刺激されるのだ。
でも、その「おっかさん」な部分は一部だから、私の性格全部がそうだと思って頼ってくる人とは、最初はよくても後々うまくいかなくなってくる。
逆に私の弱っちい部分だけを見て「自分が上に立てる」と思ってぐいぐい押してくるタイプの人とも、私がおとなしくしている間はいいけど、自分を出しはじめると絶対うまくいかない。相手にしてみたら「逆らいやがったな」と感じるのかも。
そういう人は、あくまで自分をたててくれる人が好きなんだろうから絶対にうまくいくはずがないのに、弱いモードの時の私は、ついそういうオーラの強い人にひかれがち。そして回復してきた頃にバーン!と衝突して、後悔・・・。
ここ数年は、「やたらと頼ってくる人」と「自分大好き自信満ちあふれタイプ」にはあまり近づかないように、どうしても関わらなければならない時は、感情とか発言のシャッターを半分くらい閉めておくくらいの気持ちで慎重になることを心がけている。

こうやって、恋愛でも友達でも仕事上のつきあいでも、自分がどうしてもうまくやれない相手のパターンとか関係性を知っておくのって、とても大事なことだと思う。自分を守るための手段として。
自分を出せない相手との時間なんて、できるだけ少ない方がいいに決まってる。
そして時には、必死にそこから逃げ出すことも、大事。


20030626

ここのところ毎朝、髪の毛(の癖)との戦い。でも勝ったためしはなし・・・。
なので毎日うねった髪型になっているのだが、それに対して「ぼさぼさだね」と言うひともいれば 「そのちょっとはねてる感じがかわいいんだよ〜私はその方が好き」なんて言ってくれる人もいて、こんなことで言うのもなんだが、物事に対する人の感じ方ってこうやってまったく正反対だったりするもんなんだよな、としみじみ思う。
とりあえず一刻も早く美容院へ行きたい。仕事を休んでも行きたいくらい。

昨日の帰りのホームで、前を歩いていた女性二人の後姿をふっ、と見て思ったこと。
パンツ姿って、時に人を圧倒するなあ・・・と。ある意味、お尻の形をさらして歩いているようなもんなんだよなあ、とも。
迫力のあるお尻って、あるよね・・・。

1年間待ちに待った「つれづれノート」をうきうきと手に入れて帰る。今回のはすごく分厚くてうれしいー。
本当は徹夜してでも全部読もうと思っていたのに、やっぱり疲労と睡魔には勝てず。でも、しおりをはさんで電気を消す瞬間、ぶわーーっと幸せな気持ちが広がったのを感じた。そして、明日を楽しみにする気持ちも。


20030625

今日は給料日。うれしいなったらうれしいな。
でも、毎月自分が母にいくら生活費を渡していたのかを突然ぽっかり忘れているのに気づいて焦る。 たった一ヶ月前のことなのに、しかも毎月のことなのに、なぜ・・・?
まあ、これについては母に聞けばすむことなので いいけど、そのうち銀行のカードの暗証番号なんかまで忘れそうでこわい。


20030624

なんだかいきなり髪の毛が伸びた気がする・・・と思っていたら本当にそうみたいで、職場の人にも口々に 「すごい伸びたよねえ!」「この一ヶ月で伸びたね!」とか言われる。夏だから?成長が早い?
はやく美容院に行って縮毛矯正したい〜。でも、4時間かかることを思うとそのパワーが・・・なかなか。

「三谷幸喜のありふれた生活」をもう一度読む。三谷幸喜もそうだけど、朝も夜も夜中も関係なく仕事している人たちって、一体どうやって健康管理してるんだろう・・・と改めて不思議になる。
朝の3時とか4時に仕事が終わるような生活・・・。その上芸能人だったらいつもきれいでいなければならない・・・大変だろうなあ。
とりあえず、夜寝て朝起きる生活ができている自分は幸せだ・・・。


20030623

赤ちゃんを産むために帰省している友達と近所でお昼ご飯&お茶。
そのあとのんびりあちこちのお店を見てまわって、最後はいつものモスバーガーでシェイクを食べた。
こうやって、地元で遊べる友達がいるのって、やっぱりうれしい。

江國香織の「薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木」が文庫化されていたのでうれしく買う。 この作品が大好きなので、文庫になる日を楽しみにしていたのだ。
改めて読み直してみて、これって女性を知りたい男性は読むといいかもしれない、と 思ってみたり、いややっぱり読まない方がいいかも・・・と思ってみたりもした。

中西哲生「不安定な人生を選ぶということ」を読んだ。
この人の買い物ぶり、すごすぎる。服だのカバンだの靴だのをばんばん買いまくるし、 一週間の間に車2台を買ったりなんてこともしていて、ダイナミック。
でも、楽しそうだなあ、買い物。選んでいる過程を 読んでいるだけでも、なんだか自分まで買いまくったような気になってなんだかすっきりしたほど。

その他「嫌われ松子の一生」、「三谷幸喜のありふれた生活 2  怒涛の厄年」、「銀の皿に金の林檎を」読了。
ああ、三谷幸喜・・・やっぱり好き。


20030620

私の会社では、自分がやった仕事の評価をまずは自己評価して提出するのだが、その書き方のコツのようなものを同じプロジェクトの人から教えてもらった。
その人は、最初の頃あまりにもそっけなく「これやりました、無事終わりました」くらいの 書き方しかしていなかったので評価があまりよくなくて、自分より仕事をしていない人が 文章力で評価がよくなったりするなんて納得いかん!と思ったらしい。なんと、別の会社の営業の部長だか なんだかをしていて部下を評価する立場にいる友達に、書き方を特訓してもらったと言っていた。
す、すごい。その気合い、尊敬するし、正しい姿勢でもあると思う。見習おう・・・。
最近、その人の仕事の進め方に対して「うーむ」と思うことがけっこうあるのだけれど、これを聞いてちょっと見直したというか、納得した。なるほど、彼女の仕事力はこのポイントにあるのか、と。


20030619

「きみはペット」の最終回をあたたかい気持ちで観る。
ハッピーエンドはいいねえ。
観終えてからも、今までのシーンを反芻してはほっこり。
漫画の方はまだ続いているのだけれど、そっちの結末はどうなるんだろー。気になる。


20030617

安藤忠雄の言葉を読んで、ぴっと背筋を伸ばす気持ちに。

仕事をして生きていくというのは緊張感を持続させること。ひとついい仕事をすると、次の仕事につながっていきますが、ここで安心せず、転ばず、緊張感を保ち続けられるかどうかが問われます。非常に難しいことです。体力の維持もきちんと考えなければなりません。健康で、身軽でいる必要がある。

そして、「健康で、身軽で」の部分に思わずキュっと赤線を引きたくなってしまった。
最近、周囲に身体をこわしてしまった人があまりに多いので。全然他人事じゃあ、ないし・・・。


20030616

週末、遠方から来てくれた友達とお台場へ。ヴィーナスフォートに初めて行った。
女性のための世界・・・。トイレがものすごくキレイで感動。
お店があまりにも多くて、頑張ってぐるぐる歩いたけど全部は見切れていないとみた。

それにしても、友達はこの1年の間にすっかり髪が伸びて大人っぽくさらに美しくなっていたのに、 私はその間に髪が一時長くなったものの、また切ってしまったので結局去年会った頃と何一つ変化が なくて、ちょっと後悔・・・。来年会う時にはどこかひとつくらい変化をつけたいもんだ。

20030612

最近友達がなぜかナイターにはまっていて、特別野球好きでもないのにしょっちゅう観ているらしい。
あれって中毒性があるのかしらん。
「今日もナイター見ちゃった。おっさん道まっしぐら〜」とメールがきて笑ってしまった。

昨日はなんだかぱっとしない体調と気分だったので早めに帰り、本屋へ。
買うつもりだったものは買わず、その代わりに「小悩みさん」(小林光恵)を買った。 「くくく」と笑えるかな、と思って。
その予想は大当たり。くくく、と笑いながら読みました。


20030611

ユニクロの野菜ブランド、「SKIP」の野菜を食べてみたい。
ピーマンなんて丸かじりできるらしい。(昨日「おすぎとピーコの金持ちA様貧乏B様」 でみんながおいしそうにかじっていた)
そして300円もするトマトジュースも飲んでみたい。確かに高いけど、でもコーヒーを飲むのに比べたら安いよなあ。毎日飲むのは絶対無理だけど・・・。(それだけで一ヶ月1万円とんでっちゃう)
ある程度の年齢になったら、こういう本当に質のいいものを少量でいいから食べられるようになりたい。
そのためにも頑張って働こうっと。


20030610

une nana cool(ウンナナクール)、 というブランドをはじめて知り、気になっているところ。
無地のハンカチやTシャツ、下着などに、自分が選んだワッペンを アイロンでつけてもらえるのだ。
ブランド名が前面にプリントされたTシャツも可愛いかった。鳥のイラストが 背面にもちょこん、と入っていたりして。

最近、「鳥模様」のものが好き。なぜかとても惹かれる。
この間は鳥の模様が入った指輪がすごく欲しかった(でもサイズが合わず断念)し、友達が持っていた 鳥模様のトートバッグがあまりに可愛くてどうしても欲しくなり、 「もし同じのが売ってたら買ってきて!」と頼んでしまったほど。
なにがこう自分の気持ちのツボにはまっているのか・・・。
なんだかハッピーな感じがするからかな。


20030609

最近、電波が乱れるのかNHKの映りが悪い。
ひどい時にはほぼ砂嵐の状態に。 よりによって土曜日夜、ERを観ようとつけたらまた砂嵐のようになっていて、 とても観られる状況ではなし。がっくり。毎週楽しみにしているのに、悲しい・・・。
脳腫瘍の手術をしたグリーン先生のその後がすごく気になる。

モー娘。の一番新しい人たち、もう誰一人としてわからん。
ついていくのはあきらめました。
しかし、ここまで増えると、この中で自分の存在感を アピールしていくのは大変だろうなあ。

大学時代の友達たちに誕生日プレゼントを買ってもらった。
欲しい物候補は鞄と、最近自分の中で流行っている「骨盤の歪みを直す」クッション。
ものすごく迷った挙句、クッションは自分でも買うしな・・・と思い鞄にした。 夏らしい柄の、割と小さ目の肩掛けカバン。わーい、うれしいな。
そのあと服などを見て回り、4人とも同じ店でがっつりつかまる。
欲しいものがたくさんある上に、値段もとっても手頃。素敵。
「バーゲンになったらここに真っ先に来ていろいろ買おうね!」 なとどわいわい言いながらかわるがわる試着したりして、そこを出る頃には 全員、その店の紙袋を手にしていた。
私もパンツを衝動買い。 ジーンズ以外のものをたまにははきたくて、ずっと探していたので。

久しぶりに3人に会って話し感じたのは、「自分だけじゃないんだな」って思い。
自分だけがくやしかったりやりきれないような、 そういうものをかみしめてるわけじゃ、全然ないんだ!ってこと。
悔しい思いとか、理不尽さをぎりぎりと噛み砕きながら 毎日進んでるんだな、と思ったら少し元気が出た。

大学の入学式で初めて会ってから、もう10年以上経っていることに改めてびっくりしてしまう。
「なんかなにもしてないのに10年経っちゃったんだけど!」
「ぼーっとしてる間に過ぎてたよ・・・」
「10年、早すぎる」
「でも、20代の10年より30代の10年の方が もっとあっという間だって聞いたよ」
「こっ、これより早かったらどうすりゃいいんだ」
「すぐ40歳になって、60歳とかにもなって、 あっという間に死んじゃうね〜」
「いやあ〜」

彼女たちと会っていると、一緒に懐かしい自分にも会っているような、そんな気持ちになる。
いつもの、仕事をしている自分からすっと抜けることができる気がしてなんだかラクだ。


20030606

平日の楽しみって、昼ご飯。でも、だんだん毎日お昼に何を食べたいかを考えるのがおっくうになってきた。 何が食べたいかわかんない、別に食べなくてもいいんだけどくらいの気持ちで買いに行くのでなかなか 決まらないし。気がつくとその時同じお弁当を3日くらい続けて食べていることも。
毎日給食が出たらいいのに・・・。

無の状態から何かを作り上げていくことの大変さをふと思う。
そして、ある程度のところまでできあがったものに手を入れていくことについても。
一から考えるのは苦手でも、人が用意したものについて手を入れたり意見を言うことは得意な 人もいる。たぶんそういう人って、ある程度できてきたものを見て、そこからアイディアがどんどん出てくるんだろうなあ。
仕事で、自分が用意したものに手を入れられまくる側にいるので、正直時々「どうしてはじめからそう言ってくれなかったんだよー」という気持ちになることがある。でもそれってたぶん・・・仕方ないんだろうな。
役割分担なのだ。意見を言ってもらうためのものをまずは用意する人、それが今の私。 「この意見は、ここまでできあがったものを見せない限りもらえなかったのね、きっと」と思うようにしてる、最近では。

一から作る人と手を入れる人、その連携プレーがばっちり決まるとすごく いいものができたりするんじゃないかと思う。作った人のもしかしたらひとりよがりな部分を客観的に見てくれる人って、すごく大切。

20030605

私はどうやら右足の幅が左に比べて広いらしく、靴選びにものすごく苦労する。
店では大丈夫だと思って買っても、1日履いていたら右足だけ激痛になって、履けなくなった靴多数。
そしてなんとおととい買った靴も・・・痛い・・・。
お前もか・・・。
それにしても、今までよりひどくなってきた気がする、右足だけ痛くなる症状が。 かなり前から「なんか右足の方がぶっとい(ふくらはぎとか)よなあ」とは 思っていたけど。
これは・・・歪みのせい?
今、座った時についつい足を組んでしまうのをやめようと努力中。

「きみはペット」、すっかり毎週の楽しみ。漫画も読みたくてそのためだけに漫画喫茶に言ったほど。
観ていて気持ちがきゅっと苦しくなるドラマはなんだか久しぶり。モモと一緒にいる時のスミレのくつろいだ幸せそうな笑顔を見ているとほぅっとあったかい気持ちになって、自分のココロの凝りまでほぐれるような気がする。


20030604

六本木ヒルズのキャラクターたち、最初に見た時には違和感があったのだけれど、 しょっちゅうCMなどで目にするうちに、なんか、慣れてきたかも。その上かわいくまで見えてきた。さすが、村上隆パワー(?)。
「しゃちょう」が好き・・・。

ずーっと欲しかった靴をやっと買った。一ヶ月くらい前から、何度も見に行ったり3回くらい履いてみたりしていたもの。うれしいー。
そして、いつもはスカートばっかりはいている友達が久しぶりにジーンズを買いたいと言うので 一緒に見てまわった。自分のじゃなくてもジーンズを見るのは楽しい。気がついたのだが、私ってほんとーに、ジーンズが好きなんだなあ。
雑誌で見て、どうしても気になったものは、試してみるために売っている店を調べて出かけていったりするし、 ジーンズについてはフットワークが軽い。
欲を言えば、ジーンズの裾をたくさん切らずにすむくらいの身長まで育ちたかった・・・。


20030603

「あなたが一生懸命やってることってなあに?」と突然母に聞かれる。
「んー・・・仕事は一生懸命やっているつもりだけど?」と答えると、 「じゃあそれ以外のことで」とさらに聞かれ困る。
仕事以外で・・・何だろ。
私って基本的に無趣味な人間だからなあ。本を読むことはすでに趣味とも言えないくらいの 域に達している気がするし。毎日歯磨きしたりお風呂に入るのと同じこと。
うーんうーん。
毎週必ず図書館に通うことには一生懸命なんだけど・・・だめか。読みたい本をせっせと調べて予約することにもかなり気合い入れてるんだけど・・・だめか・・・。

仕事以外に打ち込みたいものをもっていて、そのために働く!っていうのありだよね、と 最近すごく思う。友達がバレエやらフラダンスやらを楽しそうに習っているのを見て、余計に。
そして気分転換になるし。今とっても欲しいもの、それは気分転換のネタ。
私も何か習いに行きたい・・・が一体何をやりたいのか。
身体を動かすものがいいな、とりあえず。探そう探そう。そこでまた、人と出会って友達になったりしてみたい。


20030602

週末、一番最初の職場の先輩(大学も先輩)に会いに行った。1月に生まれた赤ちゃんにも会いに。
行く前にそのことを母に言ったら、もう大喜び。
「赤ちゃんはかわいいから絶対見にいった方がいいわよ!」だの「写真撮ってきてね〜なんなら(赤ちゃんを)一週間くらい借りてきてちょーだい」とまで。もしかして 私に孫を産んで欲しいのだろうか・・・。期待に添えなくてゴメンよ。
ここまで母をうきうきとさせる赤ちゃんのパワー、すごし。

赤ちゃんの笑顔って・・・本当に無垢。差し出した指をぎゅっとにぎってくれて、ニコッとされただけでもう、ぐにゃぐにゃに骨抜きになってしまいそうなくらいうれしかった。
かわいいなあ・・・。
普段絶対に接することのない人(赤ちゃん)と触れて、なんだかすごく新鮮・・・。
先輩とも久しぶりにじっくり話すことができて、よい一日になった。
なんとなく冴えなかった5月の最終日がよかったので、それまでのことが帳消しになった感じ。

唯川恵「永遠の途中」読了。
そうそう、こういう気持ち、ある。どうしてここまでわかるの?どこかで見てたの? などと思いたくなるくらい、「自分の気持ち」がその中にあった。
知らず知らずのうちに身体に力が入っていたようで、読み終えた頃には肩ががちがちにこっていた・・・。
フー。
人生って、その都度いろいろな選択肢があって、ついついその時選ばなかった方を魅力的だと思いがちだけれど。
結局、どっちもどっちだったりするんだろうな。
どっちが正解だと言い切れることなんてないんだろうな。
と、今まで自分にあった選択肢の数々を思い出しながら思った。


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