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20030829

帰りが遅くなると、つい世界陸上を観てしまう・・・。昨日なんて、途中で寝つつも結局朝まで観てしまった。
棒高跳びの澤野選手が決勝直前の練習でハムストリング(太ももの裏側の筋肉)を痛めてしまったらしく、泣きながら自分で棄権を伝えに行く姿に思わずもらい泣き。
そして、末続選手の素晴らしい走りに見とれる。
鍛えぬかれた身体といい、フォームといい、走る芸術みたいなものだなあ〜。

ジャージを着た時にそれなりに「運動しそう」に見える体型と雰囲気を、できるだけ長い間保ちたいものだなあ、とふっと思った。なんせ、私が今まで一番熱く他人から「似合う!」とほめられたのってジャージだし・・・。

20030828

スピッツの「猫になりたい」という曲が頭の中をぐるぐるエンドレスでまわり中。

ねこになりた〜い〜きみのうでのなか〜♪ (以下、この部分だけエンドレス)

なんだかほにゃっとした気分になれるのがいいのだ。

猫になりたい 君の腕の中
寂しい夜が終わるまでここにいたいよ
猫になりたい 言葉ははかない
消えないようにキズつけてあげるよ
(スピッツ「猫になりたい」)

スピッツの曲は、そんなにしょっちゅう聴くわけではないけど、 「はあ〜っ」と頭のコリをほぐしたくなるとふと手が伸びる。スガシカオの曲だと刺激が強いな、 と感じるような時に。

20030826

熱帯夜がこんなにつらいものだったなんて、すっかり忘れていた。
よく頑張ったなあ、去年の自分。今年は本当に、涼しい日が多くて命びろいした感じ。
とはいえ、ここ2日間は暑くて数時間しか眠れていない。
昨日なんて、もうこうなったら徹夜で世界陸上を観てやる!と思ったくらい。でも、室伏が投げるのを見ていたら、メダルを取るのかどうかどきどきしてきて、心臓に悪い・・・と4投目を投げたところまで見届けてから無理やり寝た。
でもやっぱり3時間くらいしか眠れず。つ、つらい。
クーラーがほどよく利いた部屋でタオルケットをかけて爆睡したい〜。

陸上競技を見ていると、すごくなつかしい。中学高校時代を思い出して。
競技場で、レース前にアップしている時間が一番好きだったなあ、と今になって思う。
自分のレースが終わるまでは、緊張のあまりご飯をまったく食べられなかったりしたけど、その研ぎ澄まされた状態が好きだった。自分の中に余計なものはなにもなくて、ただ今までの練習の結果を出し切るだけという、そのシンプルさも。
例えば100メートル走なんて、本番はものすごく短いけど、その一瞬のためにひたすら練習を積み重ねていく・・・そういうコツコツさが、たぶん向いていたんだろうなーと思う。
ああ、今になってもまだ陸上がやりたい。レースに出ようなんて思わないので、もう一度ちゃんと走りを習いたいなあ。ダンスの習い事(今周囲でやっている人多し)みたいに、どうして陸上はないんだろうか・・・。
たぶん、私にとってあの頃が原点というか、自分の核みたいなものをつくってくれた時期なのだと思う。だから、そこに立ち返ってみたいのだろうと。
同じようなことで言うと、珠算ももう一度習いなおしたい・・・。

土曜日から、断食の本で読んだ寒天をつくって少しずつ食べている。それ以外のご飯も食べているので全然断食にはなっていないけど・・・。でも、これいいと思う。数日続けると、無理なく身体の中から毒素が出て行く感覚が。

20030825

体調をよくするためにひたすら眠る。かなり回復。やっぱり睡眠が一番の薬。

昨日は納涼祭りに行った。お祭りなんてめちゃくちゃ久しぶり。
岩魚の塩焼きをまずは食べる。串にささったそれを、豪快に道端で。おいしい・・・。
こういう時に食べるものって別腹なんじゃないかと思うくらいすいすい入るのがこわい。
結局、その後焼きそばを食べ、五平餅と綿菓子(きっと小学生ぶりくらいに食べた)とアイスを買って行って友達の家でだらだら食べた。
大学生時代にはごく当たり前だった(友達同士みんな近所に一人暮らししていたので)こういう過ごし方が、社会人になった今は一番贅沢に思える。


20030822

ここのところずっと体調がぼんやり悪くてつらい。
食欲もあんまりわかないし、疲労と風邪だなあ・・・と思いながら、久しぶりに、お昼ご飯に玄米ご飯と野菜のおかずのお弁当を食べた。
かみしめ、かみしめ。
そうしたら、なんだか身体の細胞がぷちぷちと喜んでいるような感じになり、食べたあとなのになんだか身体がすっきりした。 最近、昼を食べたあとに気持ちが悪くなることが多かったのだが、それもまったくなくて、快調。
その上、午後は風邪まで少し楽になったような気が。
食べ物の力ってすごい!
一日にそんなにたくさんの量を食べるわけではないんだから、もっと「食」を大切にしよう、と改めて思った。 そして、体調が楽になったということは玄米が自分の身体にあっているということでもあるんだろうから、またせっせと食べよう、とも。


20030818

なんというか、いい加減疲労がピークだ。心身共に。
この週末はいやーな感じで微熱が出て、そして頭痛と腹痛。ぼろぼろだ・・・。
でも、そんなよれよれな状態でも、友達のバレエの発表会には必死に行った。そして 彼女のあまりのかわいさと、いきいきと楽しそうに踊る姿にしっかり心癒されてきました。
いやあ・・・やっぱり、自分の身体を使って何かを表現するっていうのは心に響くものだなあ。

まついなつきが書いた断食についての本を読み、今私の中では断食への思いが日に日に高まり中。
余分に食べた分が身体にたまっていくために体調が悪くなるという考え方、すごく納得できる。
断食に行きたいなあ・・・。
とりあえず、家で寒天断食をやりたい。


20030814

自分よりもかなり年齢が下の人と一緒に仕事したりすると、そのやる気の満々さとか、めちゃくちゃ前向きなところに、自分も少し初心に戻れるような気がする。ああ、まったく同じ気持ちにはなれないけれど、思い出してまたやってみよう、というような。
でも、その半面「いつもそんなに前向きばかりでもいられないんだよ」という、疲れた気持ちで冷めていることも。
たぶん向こうは「どうしてもっと前向きじゃないんだよ!」と思ったりしているのだろうが、そういつもいつも同じテンションではいられまへん、と距離を置いてみたり。
私が働きはじめた頃くらいに一緒に働いていた年上の人たちも、きっと同じようなことを感じたんだろうなあ・・・いろいろ突っ走ってわけわかんないことしたもんな、やる気ばかりが先走って、と、ちょっと申し訳ないような、苦笑する気持ちになったのだった。

会社にいればいろいろなくくりがあるわけで。チーム、プロジェクト、部。などなどなど。
どういう状態がうまく機能しているといえるんだろうなあ、と考えることがとても多いこの頃。
何人かで同じ仕事をしていたら、当然役割分担がある。でもその分担はすべてが「ここからここまで!」ときっちりライン引きできるものばかりではなく。重なる部分って絶対ありますよね。
そこをどう分け合うか、どう一緒にやっていくか、どう相手のフォローをするか。
そこが一番のチームワークの見せ所、って気がする。


20030813

昨日の夜のテレビ番組で、雷おこしづくりをやっていて、できたてのアツアツがとてもおいしそうだった。つくってみたい・・・。
雷おこしにマーガリンが使われているって知ってましたか。初めて知って、ちょっと感動。
その他にもいろいろな職人さんたちが出てきたのだけれど、ひとつのことをこつこつと長い時間積み重ねてきた人ってほんと、かっこいい。その技がもう、自分の一部になってしまっている感じ。


20030811

台風がくるとわかっていたので、金曜日の帰りに図書館に寄って予約していた本を受け取り、食料も買い込んで家にこもった。
何度も何度も昼寝して、地層のように積み重なっている疲労をとる。

母が買っておいてくれたぶどうとバナナをおいしく食べた。果物って・・・最近ほとんど食べてない。
今年こそ、スイカをまるごと一個買ってきて食べたいな〜。(毎年そう思いつつ重さに挫折)


20030808

「とにかく あてもなくても このドアを あけようよ」

銀色夏生の詩集のタイトル。
以前本屋でみかけてからずーっと、この言葉が好き。
なんとなく行き詰まった気持ちになった時、とりあえずこの重いかもしれないドアを開けてみよう、押してみよう、と思えるから。そして開けた先には何かがひろがっていそうな、そんな、未来を楽しみにする気持ちにもなれるから。


20030807

昨日は早めに帰ることができたのでうきうきと本屋へ寄った。
しばらく行かないと、いつもの駅ビルもとても新鮮に感じられて、とてもすばらしい場所のように思える。 ああ、普通の生活はこんなに楽しいのね・・・という感じ。
くたびれている時はつい、長居してしまう児童書コーナー。
そして改めて、ああ自分の原点は本当に、本を読むことにあるんだな、と思った。本を栄養にして育ってきた部分がすごくあるなと。

「幸福の王子」がどんどんどんどんつらい展開へ・・・。救いが・・・ない・・・。
でも、観てしまう・・・。


20030806

職場からの帰り、回転扉に挟まれた。
そして、家の鍵を開けるつもりで取り出したのは社員証。あー。
ちょ、ちょっといい加減ちゃんと寝ないとダメかもしれない。

人の性格って、コンディションによっても変わるよなあ、と思う。最近はずっと、仕事がらみのことで怒ってばかりだし、仕事以外のことは投げやりだし、無感動だし、へとへとに疲れてるし。
普段から別に愛想がある方ではないけど、これはあんまりだろう! こんな自分、だいきれえだ!と今度は自分にもぷりぷり怒りながら日々を過ごしている・・・。
今私に初めて会った人は、さぞかし感じの悪いヤツだと思うだろうなあ。普段だってそう大して感じよくないのに、これ以上悪くなってどうするのだ・・・。


20030805

よしもとばなな「デッドエンドの思い出」を何回も読み返している。
けして明るい話たちではないのに、なんだか気持ちがほぅっとなって、今自分が抱えている面倒事などから気持ちが少しの間解放されるのを感じる。寝る前にほんの2、3ページ読むだけでもいいのだ。
これこそ小説の力・・・。
しかし、「おかあさーん!」の主人公、他人事とは思えなかった。3年前に自分が肝臓をこわした時のつらさがしっかりよみがえってきたほど。
いかんいかん。薬はいかん。薬を飲まなくていい身体づくり、これは一生のテーマだなあ。

6月くらいからはまりまくっていた仕事がやっと一段落ついた感あり。
ついにきた、その時が。
とにかく「やればいつか終わるんだから!」と思いつづけて頑張った甲斐がある・・・。
でも、身体はぼろぼろ。気持ちもかなり荒みました。やっぱり、元気な身体に気持ちだってついてくるわけで・・・。
私はけっこう、仕事についてのことでは自分を甘やかすことができなくて、どんどん厳しくしていってしまうところがあるのだけれど、さすがに今回は「かなり頑張ったから、ちょっと甘やかしてやってもいいんでねえか?」と思った。


20030804

図書館の帰りに、スタバでキャラメルケーキとキャラメルマキアート(ものすごいキャラメル好きみたいな組み合わせだ)。
すいすいと2冊読む。
こうやって、自分のお金でお茶を飲んで、好きな本を読めるのってしあわせだなあ〜としみじみ思った。こういう時間が本当に一番好きだ。じみ〜だけどこういう時間さえもてていれば機嫌よくいられる私。

週末は、新しくできた健康ランドに行ってみたり少しだけ会社に行ったり、小学生時代からの友達とその赤ちゃんに会いに病院へ行ったりした。
赤ちゃんはまだ保育器の中なのでガラス越しに見せてもらったのだけれど、とにかくかわいい!お父さんにあまりに似ているので笑ってしまった。きっと旦那さまのようにかっこよくなることでしょう。
世のおじいちゃんおばあちゃんが、孫にめろめろになる気持ち、わかる気がする。ずっと、大きくなった子どもしか見てなかったのに、いきなりこんなに小さくてかわいい人がぽん、とやってきたらそりゃあ魂奪われますわ。
今度、抱かせてもらうのが楽しみ・・・。


20030801

我が家はすっかり宵っ張り一家になってしまった。
私は遅くまで帰らないし、それをなんとなく待っている母、そして電気がついていれば かまってもらえるものと思って全然寝ないインコ。
だいたい、11時すぎくらいから元気になってカゴから飛び出てくるってどうだろう。 私が夜食に食べるせんべいなどもしっかり狙っていて「ちょっと、なに食べてるの! ちょうだいよちょうだいよ!」という感じで騒ぎだすのがおかしい。そして少しもらえば満足。この前なんて私が毎晩飲んでいるお酢のコップにまでよじのぼって飲んでいた。

7つ年下の男の子と最近一緒に仕事をしているのだが、 体調が悪そうな時にちょっと一言「(体調は)どう?」と聞いただけでも「わ!心配してくれてありがとう!」と喜んでくれたりして、すごく素直でかわいい・・・。
仕事はしっかりできるけど、それ以外のところで、社員証をなくしそうになったり忘れてきたりして抜けているのもまたよし。母性本能らしきツボを刺激されて、きゅーん、となる。
そう思うのは私だけではないようで、社内の女性にファン、多し。みんなかわいらしいものに癒されたいのですな。
年配の男性が、若いOLのワガママにぶんぶん振り回されてちょっとうれしかったり、ドジばっかりしている女の子にめろめろになる(ドラマで多いパターンですな)気持ちがちょっとわかるような気が。

やっと東京でも梅雨明けしそうな気配。ああ、夏の暑さがやってくるのね。ちょっと緊張・・・。夏に対して。
でも、夏すらまだ味わっていないのに、街ではすでに秋物のコートが売られていたり、秋限定味っぽいお菓子がではじめていたり。なんだかものすごく、違和感・・・。
こうやって、なんでもかんでも先取り先取りしていくってどうだろう。追い立てられてるみたいでその時その時の季節の楽しみが少なくならないだろうか。最近ちょっと、そういうのにくたびれてきた。


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