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20040429

今日の豆知識。
ビタミンCとお酢、カルシウムとお酢の組み合わせで一緒に摂ると、体内への吸収がよくなるのだそうだ。よいことを聞いた。お酢ってえらい〜。

仕事の帰り道、ふっと「ああもう自分を保っていける自信がない、つかれた」という思いがこみあげてきた。
昨日は本当に疲労困憊していたのだと思う。
エレベーターのドアが開く瞬間、「今目の前に誰か悪い人が立っていて、ぐさっと刺されたら素直にあきらめて死んじゃってもいいや・・・」くらいのことまで考えたから。

「プロジェクトX」の再放送をぼんやり見ながら、「昔は、自分はこれからきっとなんでもできる気がする、という根拠のない自信があったなあ」と思い出した。
でも今は逆に、自分にはできることなんてなにもないような気がしているなあ、とも思った。
私はこれから、何がしたいんだろう。
どういう自分になりたいんだろう。
いまだにそれが見つけられないことが、情けないし心細い。
毎日毎日、自分なりに必死だし最善を尽くしているつもりでもいるけれど。
でも、そんな日が続いたあとに残ったものは、精神的な強さ? それだけ?

読んだもの。
「巡礼者たち」天童荒太
「不自由な心」白石一文 文庫で再読。


20040428

休憩がしたくてコンビニへ行き、途中の本屋で「ダ・ヴィンチ」創刊10周年記念号を買った。よしもとばななの短編が載っていたので、そこらのベンチに座ってさくっと読む。
とても、よかった。すごくいいタイミングだった。へとへとになっていた心が、すぅーっと少し楽になったのを感じた。
こういう時、「あ、今自分の内面に栄養がしみこんでいったな」と思う。

高山なおみさんが作った、ばなな作品に出てくるご飯のレシピもうれしい。
サッポロ一番を作って食べたくなった。もやしと黒こしょう、すり胡麻をたっぷり入れて。
それと、「おやじの味」に出てきた、バターたっぷりでこってりとしたオムレツも。


20040427

カルシウムのサプリメントを買った。
石田ゆり子さんの本に「生理痛の時、薬を飲むよりもカルシウムを摂った方が楽になる」と書いてあったのを読んでからずっと気になっていたので。効くといいなあ。薬を飲まないですむのなら、そのほうがいいにきまっとる。
ここ1年半くらいかけて、少しずつ薬を飲まない習慣をつけようとしていて、風邪薬と胃薬はもう飲まなくても大丈夫になった。
あとは鎮痛剤と正露丸。でも、このハードルは高そうだ。
なんせこの2種類を持たずに外出することはこわくてできないくらい、頼ってしまっているので。

ミスチルのエンドレス聴き、まだまだ継続中。

今日の日が終わる
また必ず会える
「さよなら」は悲しい響きだけど
僕が言えば愛の言葉
(Mr.children「空風の帰り道」)

歌詞といい、メロディーといい、やさしくて好き。じわーっと心にしみてくる感じがする。

読んだもの。
「からだのひみつ」田口ランディ、寺門琢己 文庫で再読。
「水底の森」柴田よしき


20040426

金曜日の夜に昼ドラ「牡丹と薔薇」の完結編をやるというので、あらすじをがーっとサイトで予習しておいてから見たのだけれど。
すごかった・・・。
「この役立たずのブタ!」などのものすごい罵りの言葉や財布ステーキ・・・。
2時間見続ける元気がなくて結局挫折。

土曜日の夜は、「センセイの鞄」をなんとなく見る。原作でもドラマでも、居酒屋のシーンが一番好き。年齢を重ねて、ああいう時間も自然に持てる大人になりたい〜と思う。
そのあと見た「冬のソナタ」の中で、ユジンが「好きな人とどんな家に住むかはあまり関係ない。好きな人の心が一番素敵な家だと思う」というようなことを言っていて、ちょっとじ〜ん。
テレビをたくさん見て、のんびりした週末。

鞄を買った。斜めがけできる鞄をずーっと探していたのだ。
お店の人に「本を何冊も持ち歩くんですけど重さで壊れないですか?」としつこくしつこくたしかめてから買った。
「この会社がつくっている鞄を持っていたお客様が、以前スクーターでひったくりにあったんですが、鞄は少し裂けたくらいで壊れなかったんですよ〜!」と店員さんがうれしそうに説明してくれたが、そんなこわい例はいい〜。丈夫なことはよーくわかりました・・・。
実際、かなり分厚い単行本と文庫本をセットで入れてもびくともしない感じでたのもしい!


20040423

い、いかん。
昨日からずっと、頭の中をエンドレスで「なんにもない なんにもない まったく なんにもない〜♪」がまわっている・・・。だれかとーめーてー。

失恋したら、次の恋で癒す。
それに似て、仕事のことで嫌な思いをしたら、一回ずどーんととことん落ち込んで、そこからまた切り替えて仕事をしっかりやることだけ考える。仕事で受けた傷は仕事で癒すぜ、と思いながらやる。
嫌なことを言う人のことをずっと考えて嫌な気分でいたら、なんだか負けた気分になるし。いつまでもひきずっているのはもったいない。自分のココロの無駄遣いって気がする。
集中するべきは仕事だけであって、依頼してくる相手ではない・・・。そこにしゅっと集中してなんとか昨日は乗り切った。
家に帰ってからだーっと泣いて、自分ではそれでかなりすっきりしたつもりでいたのだけれど。
出がけに母から「最近顔が険しいよ・・・もっと心にゆとりをもちなさいよ〜」と言われてしまった・・・。そうですか顔に出てますか・・・そいつは困りましたな・・・。

お守り代わりにいつもしている指輪があるのだけれど、手を洗う時に外して、時々そのまま置き忘れることが。
そしてその度に、青ざめながら探しまわるはめに・・・。
もう、外にいる時は絶対外さないことにしよう〜。

読んだもの。
「パーフェクト・プラン」柳原慧


20040422

最近CMで流れている、

なんにもない なんにもない まったく なんにもない〜♪

という歌。
この声は! とぴんときて、調べてみたらやっぱりスガシカオが歌っていることが判明。
「やつらの足音のバラード」という曲のカバーでした。
5月に出る新曲のCDにこの曲も入っているらしいので、楽しみ。


20040421

ストレスでぱんぱん。
あまりにくさくさするので、大学時代の貯金の残りをぱーっと(というほど残ってないけど・・・)使ってしまおうかと思っているところ。
お金で解決?
なんだか最近、お金を大切にするという気持ちがどこか麻痺していて、ちょこまか水を出しっぱなしにするみたいにだらだらと使い続けている気がする。しんどい気持ちを紛らわすために。よくないなあ・・・。

読んだもの。
「僕と彼女と彼女の生きる道」橋部敦子
「アイ・アム・ア・ウーマン」谷村志穂
「すべての雲は銀の・・・」村山由佳 文庫で再読。


20040420

ものすごく寝坊する。
ぎゃーーーー! と叫びながら起きた。
15分で身支度。男性並み・・・?
でがけに、いつもしている指輪が見当たらないことに気づいて半泣きで探す。朝のなくし物って本当に焦る〜。
でも、寝坊したおかげで、久しぶりにジョン・カビラさんの声が聴けてしあわせ。また6時からやってほしいなあ、「J-WAVE Good Morning Tokyo」。

来週にはゴールデンがやってきますね。
ゴールデンウィーク〜。
連続して5日も休めるなんて・・・しあわせだ〜。
やりたいこと。
自然のあるところへ行く。
健康ランドへ行く。
買い物をする。欲しいものが見つかるまで根気よく探す。
ゆっくり休む。
ご飯を味わって食べる。
一本くらい映画をみてもいいかもしれない・・・。
本を読む。
新しい本棚を買う!

読んだもの。
「枕草子REMIX」酒井順子


20040419

週末、遠方に住んでいる友達と会った。ちょうど仕事のビッグウェーブがきていた時期に重なってしまったため、ものすごい寝不足続きのかなりボロボロな状態での再会となった。
この間の徹夜でできた吹き出物はまだ治らないし・・・くすん。
ホテルでも、ご飯を食べてすぐに気絶するように寝てしまった。申し訳なさすぎる・・・。
翌日、品川をぶらぶらする。アトレの食料品売り場が素晴らしかった〜。

今さらながらに「冬ソナ」にはまる。見ていてこそばいし話としてそれほど面白いわけではないのだが・・・なぜか。
しかしこの進み、まどろっこしい! と思い、つい、ツタヤへ行った時にビデオの裏に書いてあるあらすじをがーっとチェックしてしまった・・・。
そして、
なんだよそういうオチかよ!
と三村風のツッコミを入れたい気分に。

読んだもの。
「彼女の深い眠り」新津きよみ
「瑠璃の海」小池真理子
「宿命」東野圭吾
「『疲れた』とつぶやいている女性たちへ」堀史朗


20040416

本購入連続4日達成。今週は10冊くらい買った気が。しあわせだ・・・。

J-WAVEで流れていた、ヘイリーの「ネヴァー・セイ・グッバイ」という曲がとても心地よかった。この曲が入ったCDが欲しい〜。

読んだもの。
「野ばら」林真理子


20040415

月曜日から3日連続で本を買っている・・・すごい。でも、たぶん今日も2冊は買う予定・・・だって新刊が出るんだもの。前から楽しみにしてたんだもの。
まるで、自分の巣にせっせとドングリを集めている小動物になったような気分。

鷺沢萠さん急死のニュース。うそ・・・まだ35歳なのに・・・。
一時期、彼女の作品に救いを求めるような気持ちで読んでいた。そしてついこの間、図書館で「ウェルカム・ホーム!」を予約して待っているところでもあった・・・。
最近思う。自分の健康や命がずっと、例えば平均寿命くらいまでは続くよな、とどこかで思っているのだとしたら、それはすごくこわいことだと。

先週からずっと、ミスチルばかりエンドレス。

ずっとヒーローでありたい
ただ一人 君にとっての
ちっとも謎めいてないし
今更もう秘密はない
(Mr.children「HERO」)

この、「ちっとも謎めいてないし 今更もう秘密はない」ってところを聴くたびになんだかとても安心する。
こういうこと言ってくれる人、好きだなあ・・・。


20040414

最近、コンビニか本屋でしかお金を使っていないような気が・・・。
そして本をばんばん買いまくっている。それこそ金に糸目をつけてないような状態・・・。キケン。
図書館で借りている本もけっこうあるので、それを2冊くらい持ち歩いている上に、休み時間に本屋でも2、3冊ずつちょこまかと買っている。仕事から帰る時には鞄の中が本でパンパン、あんど重い。まるで通勤時間を利用して鍛えようとしている人のような重さ・・・でもしあわせ・・・。
昨日は、山本文緒の新刊「日々是作文(ひびこれさくぶん)」を買った。 やっぱりこの人の文章は面白い〜。
面白い本を読むことは至上の喜びだなあ、と改めて思う。帰りのホームでふと、「ああ、本にまみれて生活したい!」と思った。

昔好きだった人から「5月に結婚します」とメールが届いた。おーおーおー。
相手は25歳らしい。(彼は今年33くらい)
思わず「わけーーー!」とおっさんくさく驚いてしまった・・・。

読んだもの。
「猫はこたつで丸くなる」柴田よしき
「日々是作文」山本文緒


20040413

最近、時々料理をするようになった。
ある程度定期的に料理するのは、実に大学生ぶり。お、おそろしい。働きはじめてからは、包丁を持つことすら、リンゴや柿をむく時くらいしかなかった。
料理、とはいっても、私がつくるものってどれもこれも、ザクザク野菜を切って、ぐつぐつ煮込んで終わり、というものばかり。単に味付けが違うだけという・・・。料理とも呼べないような・・・。
でも、そんな簡単なものでも、自分が手をかけてつくったものって身体にやさしい味がするし、心にも栄養をくれるような気がする。
働き始めてから「家でのご飯」をほとんど食べなくなって、外で食べるか外で買ってきたものを食べるのが食事の中心になっていたけれど、最近そのことに違和感をおぼえる。
簡単に言えば「もー、外のご飯は飽きたよ」。
「ぶれのない味」を保っていつもおいしいのが外のご飯だけれど、そのきっちりさに飽きたのだー。
何回会っても新しい発見のない、面白みのない人とずっと会い続けているような感じ。

読んだもの。
「さよならの代わりに」貫井徳郎
「博士の愛した数式」小川洋子
細切れに読んでいたものをやっと読み終えたー。


20040412

土曜日に「キスだけじゃイヤ!」の再放送を見ていたら、とーってもかわいらしいカップルが出てきた。
女性の方が少し年上なのだが、とにかくかわいいのだ!
彼女は彼にいろいろなプレゼントをしていて、自分にみたてた手作りの人形とか、手編みのパーカー、そしてすごかったのが、毎年プレゼントしているという彼女の絵日記。はじめてデートした日やケンカした日などの思い出がぎっしりかいてあった。すごい、これはすごい!
はー、っと感心していたら、「彼にあやまらなければならないことがある」と涙ぐみながら、これまた手作りの紙芝居でその告白をはじめた彼女。その内容は、彼に買ってもらった大切な指輪をトイレに落としてしまい、それを必死に拾ってつけている、それを内緒にしていてごめんなさい、落としてしまってごめんなさい、というものだった。
しかもそのトイレは汲み取り式・・・。
それは感動するわ・・・。彼女は「ごめんね」と言いながら号泣、彼もぼろぼろ泣いていた。いいカップルだ・・・。
もし同じことになったとしたら、いくら愛があっても汲み取り式のトイレの中に手をつっこむのはできないかも。そのあとまた指にするのにも勇気が必要・・・。

週末読んだもの。
「ささらさや」加納朋子 文庫で再読。
「私は日曜がキライ。」佐藤遼子


20040408

この間見た「世界ウルルン滞在記」で、タイのムラブリ族の男性が言っていた「幸せは自分の中から生まれてくるものだ」というような言葉。本当にそうだよな・・・としみじみ思う。
幸せな出来事を幸せだと感じられる自分でいられる時が、私にとっての幸せな状態だ。(ややこしい・・・)

読んだもの。
「富士山」田口ランディ


20040407

誰かと一緒にいるってことは、自分と相手が持っているジグソーパズルのピースを組み合わせるみたいなものだと思う。
はじめからぴたっとはまればそれが一番だけど、たいていの場合はそううまくはいかないんじゃないかな。
トンテンカンテンたたいて削ったり、足りないところは新しく付け加えたりして、お互いのピースを変えていく。
それは無理するってことではなくて、相手に合わせるということでもなくて、二人でいる形を新しくつくっていくということ。


20040406

友達が、「もう家に帰りたいー、家にいて寝ている時間が一番幸せ」と言うので、「彼といる時間が一番幸せって言ってよう」とねだったら「今は、家イコール彼って感じかなー」というような答えがかえってきて、きゅーん。
いいねえいいねえ!←反応がおっさん
彼女は居場所を見つけたんだな、彼の中に。

この間、手相を見てもらった。
言われたこと。
・運がいい
・馬力がある
・キャリアウーマンな手相
・努力家
なんだか強そうだなあ。
そして、「22歳から26歳くらいまで、いろいろつらかったでしょう。よく乗り切りましたね」と言われた。当たってる!
仕事のことやら恋愛のことやらでじったんばったんしていたのがちょうどその頃。そして26歳くらいで今の職場に転職したし。
今はけっこういい時期らしい。よしよし・・・。

自分のことを振り返ってみると、去年の夏くらいから少しずつ心が軽くなってきた気がする。それまでは、けっこう20代はしんどかった〜(すでに過去形に・・・いえまだ20代)。

20040405

週末、NHKホールの脇を通ったら、いろんなグループが路上ライブをやっていた。やっぱり雰囲気がある人っていうのはいるねえ。
こうやって、絵が描けたり文章が書けたり、歌で人の心をとらえたり、曲が作れたり。そういう人っていいなー。自分の中にはっきりと伝えたいメッセージや表現の形がある人って、うらやましい。
聴いているうちに自分も歌いたくなり、思わずそのままカラオケへ行ってしまった・・・。

招待券をもらったので、草間彌生展を見に行った。彼女については、「水玉好きな人」くらいの情報しか持たずに。
行ってみたら本当に水玉だらけ。よ、よくわからなかったけど面白かったような。
本人の映像もあったのだが、その時歌っていた歌の歌詞に、ちょっと度肝を抜かれる。

読んだもの。
「イッツ・オンリー・トーク」糸山秋子
「ツ、イ、ラ、ク」姫野カオルコ
文庫で「贈られた手」天童荒太


20040401

ああ、どーんと休みたいなあ〜、とか
温泉に行ってのんびり読書したい〜、とか
健康ランドに入りびたりの日々ってのでもいいやこの際、とか
漫画喫茶に10時間くらいいたい! とか
とかとかとか。
頭の中で「とかとかの虫」が元気に動き回っているところ。春だし。活動的になってくるし。(でもそのわりにはぐうたら系ののぞみが多いような・・・)

V6の「ありがとうのうた」が頭の中でぐるぐると。

花が芽吹く姿とか 変わりゆく街だとか
ずっと気にとめないでいた 気にかける余裕もなく

僕は少し疲れてたかなあ
君がいてくれて 救われたんだ

ありがとうの言葉が今
そっと僕らを包むだろう
それはほんのささいなこと
僕は見つけられたよ
(V6「ありがとうのうた」)

実はひっそり、V6の曲のファンだったりする・・・。何気に良い曲が多いんですよー。

読んだもの。
宮部みゆき「誰か」
羽田圭介「黒冷水」
文庫で、野沢尚「破線のマリス」


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