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20040930

読んだもの。
「窓を開けますか?」田辺聖子
これが書かれた昭和47年頃は、32歳(主人公の年齢)で「ハイ・ミス」だの「オールドミス」だの言われていたのか・・・。
それにしても、30年以上経った今読んでも共感できる部分が盛りだくさんで、ちっとも古臭い感じになっていないのがすごいと思った。
本屋の店先でぱらぱらっと見て勘で買っただけなのだが、読んでみたら「これは今の自分にものすごくぴったりな本だったのでは? 買った私よ、エライぞ」と思ったくらい「わかる、わかるよ!」と叫びたくなるような箇所が多かった。好きな人への感情の動きや、一緒に住んでいる母親への気持ちなど。

娘と女親の関係なぞというものにプライバシイなんてへの河童である。母親と娘は、母親と息子より、きずなが強い。母親は娘を自分の肉体の一部だと思っている。それは女と女の血がよびあい引きあう、生命の根源の力みたいなものである。
大げさにいえば、母系家族の余韻をのこす太古の血の潮騒である……ともかく、女は母親のきずなを脱することが一番である。
(田辺聖子「窓を開けますか?」)

本当、への河童なのだ。
私が考えていることや行動のすべてを知っていないと気がすまない、というところがうちの母にも確かにある。
今まで何度、そのことで戦いを挑んでは負けてきたことか・・・。

いろいろなことが蓄積していった結果、とうとう爆発した主人公が会社を辞め家も出ていく場面は、まるで自分がそうしたみたいにスカッとした。私も宝くじがドカンと当たったら、きっと今すぐ同じことをすると思う。(ああ、なんて非現実的)

しかし、このタイミングで出会うなんて、本の神様が助けてくれたのかもしれない、と本気で思った。
ここのところずっと考えたり悩んだりしていたことたちへの、気持ちの持っていき方のヒントのようなものがかなり書かれていたから。


20040929

炊きたてのご飯にみょうがの千切りとちりめんじゃこを混ぜ、すりゴマを乗せて食べたらめちゃくちゃおいしかった。雑誌で見かけてやってみたかった食べ方なのだけれど、ここまでおいしいとは思わなかった〜。
「こんなにたくさんのみょうがをご飯に混ぜて食べられるなんて・・・みょうが天国だ・・・」と言いながら食べる。
本当は焼き鮭をほぐしたものと混ぜたかったので、それも今度やってみたい。

私は、誰から言われたりされたりしたことについての自分の反応、本当に感じたことがすとんと自分の中に落ちてくるまでにものすごーく時間がかかる。一週間くらい、またはもっともっと長い時間が経ってから「あれ? あの時こう言われたけど、こんなことされたけど、それについて私はこう思うんですけど」となることがけっこう多い。鈍いのかも・・・。というか、反芻しすぎなんだな・・・。
その瞬間の反応を適当にしているわけではないのだが・・・その時は本当にそう思っているのだが・・・でも、ちょっと本心とはズレていた、ということがある。
そしてそれを上手にやり過ごすことができなくて、とことん突き詰めて考えてしまいがち。自分の内部に向けてどんどん穴を深く掘っていくような感じ。
もう少し、反応のスピードを速めたいなあ・・・。

読んだもの。
「ほとけの心は妻ごころ」田辺聖子
「日々ごはんA」高山なおみ
彼女の日記を読んでいると、こうやって感情をのびのびさせているのっていいなあ・・・といつも思う。
楽しく酔っ払って、道で寝てしまったりおおはしゃぎしたり、スイセイさん(夫)にべたべたと甘えたりして、翌日に反省している様子も毎回微笑ましい。
心が自由な人、という気がする。


20040927

今度はカレーにゴーヤを入れてみた。カレー味に負けずに残っている、ほんのりした苦味がうまし。
ゴーヤって、食べると身体の中がすっきりするような気がする。「効くぅ〜」って感じ。

今月はなんだかいろいろ慌しくて、気持ちがばたばたしていたので、この週末はとにかくだらりん、と過ごした。
なーんにも予定を決めず、そのときどきの気持ちのままに。あー、幸せ。
「やらなくちゃいけないこと」がひとつもない、「やりたいこと」だけしていればいい日があると、ものすごーくストレス解消になる。
久しぶりにブックファーストへ行き、本をどーんと買った。あそこの文庫の充実ぶりには、いつ行ってもうっとりだ・・・。

来年の手帳を買った。ここ4、5年、まったく同じものの表紙違いを買っているのだが、今までは12月からのはじまりだったのに、今年のはなぜか10月はじまりだった。もう今週末から使っていいってこと?
今までも、12月からは今年と来年の手帳を持ち歩いて、両方に書き込んだりはしてたんだけど・・・。10月かあ、まだはやいような・・・でも今から気分を変えるのもいいような・・・と悩み中。

読んだもの。
「赤ちゃんをさがせ」青井夏海
「赤ちゃんがいっぱい」青井夏海
「トリップ」角田光代


20040924

「撮った写真を見ると、その人が少しでもデザインがらみの仕事をしてる場合はそれがなんとなくわかるね」と友達。
私の場合だと、撮ろうとするものをわざと画面のはしっこに写したり、斜めにしたりすることが多いのだけれど、そういうことなのかなあ。ついどこかで、「この写真、なにかの素材に使えるかな」などと考えながら撮ってしまうからかなあ。
そういえば、7月に友達と沖縄に行った時、二人してまったく同じものを撮っていても、あとでお互いのデジカメを交換して撮ったものを見比べてみたら全然違う雰囲気になっていたりしたのがすごく面白かった。「おお、これをこう撮るか〜!」という驚きがちょこまかとあって。

ゴーヤでパスタをつくってみた。ゴーヤを薄く切ったものをゆで、ツナとあえて塩こしょうしたものとパスタをあえるだけ。超簡単。でも思った以上にこの組み合わせ、オイシイ。

20040922

みょうがが昔から大好き。
小学生の頃などはよく、「食べ過ぎるとバカになるからやめろ」とそうめんにどばどば入れようとするのを止められていたくらい、好き。
でも、自分でご飯をつくるようになった時に気が付いた。みょうがって、かなり贅沢品だと・・・。
なのでずーっとご無沙汰していたのだけれど、彼の実家からどかんと大量にもらい大喜び。なんと、庭にわしわしと生えてくるのだそうで・・・うらやましすぎる。
しかも、彼の家ではみょうがを具として味噌汁に入れるのだという・・・なんて贅沢な使い方なんだ〜!
というわけで、さっそくつくってみた。ジャガイモと一緒に。最後にとき卵も入れた。
おいしい・・・。さっぱりしていておいしい。味噌汁だけで何杯でも食べられそう。はー、しあわせだった。

でも、昨日まともにつくったのはその味噌汁だけ。あとはご飯を炊いたのと、これまた彼の実家からもらったナスを切ってレンジでチンしてめんつゆをかけたもののみ。それと梅干しともずく。
粗食にもほどがある・・・。
さみしい食卓だなあ! と思いつつ、どうしてもそれ以上なにかをつくる気になれなかった。
自分の食欲(昨日はあまりなかった)が、つくるものの内容にもろに影響するんだなあ、とつくづく実感・・・。毎日ご飯をつくっている人たちを、改めて尊敬する気持ちになった。
毎日のことだからなあ、ご飯って。ある程度の安定稼働は必要だよなあ・・・。


20040921

私が学生時代に住んでいたところが、昔に比べかなり治安が悪くなっている様子をテレビで見てショックを受ける。隣にいた母も同じくショック。
二人してその地のファンで、私なんていつかまたあそこに住みたいとまで思っていたのに・・・その思いはぷしゅう〜、としぼんでいった・・・。あんなこわいところになってしまったのなら、むしろ東京にいたほうが安全な気が・・・。

読んだもの。
「なぎさの媚薬」重松清
「殺人の門」東野圭吾
「臨場」横山秀夫
倉石かっこいい・・・。「男」を見せてもらった感じ。
「調理場という戦場」斉須政雄
再読。
週末、本屋で「この本を買うタイミングは今だな」と思ったのでとうとう買った。


20040917

恵比寿ガーデンプレイス、今年で10周年。おお、もうそんなに経つのか。
なぜか、昔からあの場所がとても好き。何を買うわけでもない(入っている店、全体的に高いし・・・)のだけれど、行くだけでなんだか楽しい。
以前の仕事は月曜日が休みだったので、たいてい一人で遊びに行っていた。マックで休憩したり、デパ地下でタイヤキなんかを買って外のベンチで食べたりする時間がものすごく幸せだった〜。
そして誰かと一緒に行った時にも、すべていい時間を過ごすことができた。じっくりと話ができたり、うれしいことがあったり。悲しい結果に終わりそうだったことが、大どんでんがえしでいい方向に流れがかわったり。
時々魔法のようなものがはたらく場所、私にとって。
なので今だに、ふとした時に行きたくなる。たとえいつか東京を離れて暮らすことになったとしても、東京に来た時には寄りたくなるだろうな、と思うほど。

買ってから、何度も何度も読み返しているこの本。さくさく読めるけど、響く部分がとても多い。

いくら親しい友人でも、ベッドを共にするボーイフレンドでも、あなたはどこか一線を引いてはいないだろうか。良く言えば礼儀正しく、悪く言えばガードを解かずに接していないだろうか。パートナーというものは、そのガードを解ける関係を指すのだと思う。だから、くだらないことで喧嘩もするだろう。けれど日々の些細な出来事を報告しあったり、お互いの来週の予定を確認しあったり、礼儀正しく付き合っている友人には言えないことで泣いたり、二人にしか通じない冗談で笑い転げたりする親しい人の存在によって、人はとても満たされる気がしてならない。何故なら大抵の人は、そういう場であるところの「家庭」で育ったからだ。いくら感情をぶつけても、かならず仲直りして日常生活を送ることができる他者を求めるのは、当然のことだと思う。甘えることも甘えられることも、依存の状態にならない限り、たまには食べるチョコレートのように必要なのではないだろうか。
(山本文緒「日々是作文」)

どんな自分でも無条件に受け入れてくれる人がいることって、ほんと〜うに、癒される。究極の癒しだね! と思う。
なんだか、心をやわらかい毛布でふわっとくるまれたような気持ちになるのだ。


20040916

赤ちゃんができて退職した友達とお昼を一緒に食べた。おなかが少しまあるく出てきていて「ああ、そこにいるんだね!」と改めて実感。つわりも落ち着いたそうで、やっと久しぶりに一緒に「食事」ができた。顔色もよくぴかぴかで、よかったなあ、と思った。

私は、仕事において「これがワイのやり方なんや! 文句があるならこいや」という感じの態度はどうもとれないようだな、と思っている。
周囲の人たちを見ていて、「これが私の生きる道」じゃないけれど、とにかく自分のやり方を押し通し続ける人もけっこういるんだな、と気づいた。でも、自分はそうはできないんだよなあ・・・。できないし、やりたくない。
どちらかというと、仕事の上では私は「状況や相手によって柔軟に自分を変えられる」状態でいたいなと思っている。
例えば、一緒に仕事をする相手の癖? のようなものをある程度理解して、それと相性がいいように自分のやり方やものの言い方を少し変えてみる。わからないうちは、同じことを伝えるにも伝え方をいくつか試してみて感触を探る。そうやって、だんだんうまくやりとりができる間柄になっていく過程がけっこう楽しい。
友達には「それってすごく疲れない? 相手によって自分の態度を変えるわけだから」と言われるのだが、案外そうでもなくて、逆にそうやって自分の中で軽くゲームみたいにしてしまうことで、ふっと気持ちが楽になれたりすることもけっこうあるのだ。
別に、相手に合わせてまったく人格を変えるわけでは、ないし。基本の姿勢は一貫しているけど、表に出す時の方法をいろいろやってみる、というだけで。
今年は、そのことを今まで以上に強く意識しながら仕事をしている。私の伝え方も少しは上手になってきたというのもあるのだろうけれど、今までよりはかなりスムーズに流れる関係が多くなったような気がする。

22、3歳の頃、29〜32歳くらいの女性たちと一緒に働いていた。
その時感じたのは「どうして、この人たちはこんなに余裕がなさそうで、かりかりしているんだろう?」ということだった。当時の私からみたら、みんな大人の女性たちで、もうちょっとどっしりと落ち着いていて、そしてもう少し優しくてもいいんじゃないの? というのが正直な感想だったのだ。
でも、自分がその年齢に達してみて、わかる。
当時のあの人たちも、たぶんこういう思いでじったんばったんしてたんだろうなあ、と。年齢的には大人でも、まだまだ心の落ち着きどころを見つけられずにいたりもしたのだろうなと。
ああ、こういう苦しさの中でやっていらっしゃったんですね! と、会いに行って握手を求めたいくらいの気分だ。
年齢は重ねてみるものだなあ、と思う。当時の自分にはどう〜しても理解できなかったから。あの「かりかり」のわけが。
今はかなりわかる・・・。そう、気をつけないと、頑張って踏ん張ってないと、自分の中のごちゃごちゃした気持ちたちで頭の中が破裂しそうにぱんぱんになってしまい、いらいらしたり余裕がなくなることって、ある。
そして、そこで踏ん張ることができるかどうかが、分かれ道なような気がするのだ。
何の? と聞かれるとはっきりは答えられないのだけれど。でも絶対分かれ道。
うまくいえないのだが・・・そうやって年齢を重ねる間に感じた「ごちゃごちゃ」と向き合った苦しさを、今度は他の人への優しさに変えられるようになるかどうかの。そして、自分に対して必要以上の不満を抱くことなく、幸せを感じる心を安定して持っていられる人になれるかどうかの。
その分かれ道なのではないかな、と。


20040915

今朝は、「眉毛で遅刻」(眉毛を描くのに時間がかかって、いつもの時間に家を出られないこと)だった。
私の化粧時間は、その3分の2は眉毛を描くことにあてられていると言っても過言ではない・・・。いまだに上手に描けない!
化粧水→色つき乳液→下地→ファンデーション→チーク ここまでで5分くらい。そしてあとはひたすら、眉毛、眉毛、眉毛・・・という感じで下手すると15分くらいが経過・・・。で、最後にマスカラをぬりたくって終了。
眉毛さえすんなり描ければ、全部合わせて10分くらいで終わるのにな〜。
ああ、眉毛を描かなくてもおかしくない人になりたい。育毛剤を塗りたくってふさふさ生やしたいくらいの気持ち。
以前に鬼のように抜きまくったせいで、その部分はもうほとんど生えてこないのだ・・・。このまま一生、(一部)眉なしで過ごすのだろうか・・・。
眉なしで心配なことはけっこうある。例えば、本などで赤ちゃんを産んだ直後に撮った写真を見ると、当然みんなすっぴん・・・(メイクなんてしてても絶対はげるんだろうし)。そうかあ、将来産んだら、眉なしで写るのかあ・・・とか。

本音を言うって、難しい。
自分では心からそう思っているつもりでいても、実はそうでもないこともあるし。そこをさらに掘っていくと、自分でも気づいていなかったような思いが出てきたり、ぼやけていたところがはっきりしたりする。
私の場合、この前そのきっかけを友達からもらった。真剣な目でぶつかってきた彼女に、私も必死に答えようと話しているうちに気づいたことがあったのだ。
本心に気づくこと。そしてそれときちんと向き合うこと。
ものすごく、大事なことだ。

7月に一緒に沖縄へ行った友達が、明日から今度は宮古島へ行くそうだ。ああ、南国〜。うらやましい。
あれだけ暑さにこてんぱんにやられたくせに、今はあの暑さと、空の青さがなつかしくてたまらない。
タコライスもまた食べたいなあ・・・。


20040914

同じプロジェクトの男性が、近々退職して実家の方へ戻るそうだ。奥さんのお父さんの具合がよくなくて、実家に戻って看病しなければならなくなったためらしい。
あまりに急だし、まだまだこれからも一緒に仕事をしたかったので、ショック・・・。
でも、仕事を離れたところでの個人的な感情で言えば、その選択をした彼のこと、ものすごく好きだ。本当にやさしい人なんだな・・・と思うし、そういう人と結婚したら女性は幸せだ〜! とも思う。
しかし・・・自分が年齢を重ねたんだな、と思うのはこういう時。そして、自分も現実をちゃんと見て、これからのことを考えていかなければね、と改めて思う。

昔好きだった人から、恋愛の相談を受ける。彼がいる人を好きになってしまって、つらいらしい・・・。
でも、二人で会ったり、好きだと言われたりはしているらしいので、もう一押し・・・?
どんな人なの? と聞いてみたら「仕事もできるし、きちんとお話できるし、おしゃれ」。おお、完璧ではないですか。
そして、好きなところは「きっちり甘えてくれるところ。好きって言ってくれるところ。自分から意思表示してくれるところ」。ほうほう。
うーん、うまくいくといいね。それで幸せになってほしいなあ、という気持ちで、ちょっとお姉さんぶってアドバイスなどしてみた。

読んだもの。
「だりや荘」井上荒野
苦しい・・・この話は苦しい。朝から読むにはつらすぎる話だった。ああ。
「残業しない技術」梅森浩一
朝型生活は、残業しない技としてやっぱりいいらしい。
「早く出社しているのだから、みんなより先に帰るのは仕方ない」と思われたら、あとはこっちのものだと。ふふふ。


20040913

サンマを買ってきて焼いて食べた。そのために網までゲット。
サンマから出る油がすごくて、燃えた・・・。
めらめらあがる炎を見ながら、頭の中では「もーえろよもえろーよー♪」の歌がぐるぐる回っていた・・・。
結果、まんまと焦げたけど、中は大丈夫。おいしかったー。ちゃんと焼けていたらたぶんもっとおいしかったはず・・・旬だし。
焼き魚道の深さを思い知った・・・。今度は魚の内蔵などをちゃんと取れるようにもなりたいものだ。
別に内蔵を触るのは全然平気。ただ、不器用なのでぼろぼろにしてしまうというだけで・・・。

読んだもの。
「愛情日誌」夏石鈴子


20040910

妊娠して、まあるくポコンと突き出たおなかをさすっている夢をみた。
「おお、赤ちゃんの分しか(おなかが)出てない、そんなに太らなくてすむかも。よかった〜」などと思いながら。
目が覚めてからもまださわった感触が残っていたくらい、リアルな夢だった。
別に今、実際に赤ちゃんが欲しいと思っているわけではないけど、なんだか幸せな気持ちだったなあ・・・。


20040909

帰ってきた、帰ってきた。うれしい〜。
あまりにも気持ちがぴょーんと元気になったので、びっくり。単純だなあ。
足りなかったところが埋まり、こころもとなさがなくなって安定した、という感じ。
旅行の写真を見せてもらう。うらやましい・・・景色がきれい、緑と空がきれい、湖もきれい〜。
家族と一緒の彼の顔がすごく自然で、心からくつろいでいるのがわかるいい表情だった。私といる時もそういう顔をしてくれるようになるといいなあ。

ここ数日、夕飯の手を抜いていたら、てきめん。
手抜きした翌日からすぐにおなかの調子が悪くなり、そして肌も荒れた・・・。
食生活って、とにかく積み重ねなのね・・・と改めて実感。


20040908

週末に買った紺のパンツをはいていこうっと・・・下が紺だから上はちょっと明るめがいいよね、じゃあピンクっぽいこれで・・・職場で寒くなったらカーディガンをはおればいいし、とそれなりにコーディネートがうまくいったつもりで出かけようとしたのだが。
「なんで紺のパンツにその色を合わせるかなあ。その上のやつ、もう今年から着るのやめなさい」と、ダメが出たのだった・・・。
じゃあ一体何を合わせたらいいのだ? とクローゼットをあさり、結局無難なグレーの半袖、中にキャミソールという組み合わせに落ち着く。
今回の敗因?ははっきりしている。私が持っている服が、とにかく紺のニットだのTシャツだのカーディガンばかりなのがいけないのだ・・・。いくら私が紺好きでも、紺のパンツにさらに紺、はあまりやりたくないからなあ。
でも、明るい色を着るにはいいきっかけかもしれない。紺のパンツをはく時には、上には絶対明るいきれいな色をもってきたくなるから。現に今は白いカーディガンとかが欲しくなってるし。


20040907

彼が今旅行中なので4日くらい会っていないのだが、電話をくれた時に「もう、(彼が)いなくて会わないことにも慣れたよ」というようなことを言い放ってしまった・・・。か、可愛げのかけらもない。
私だったらこんなの彼女にしたくないね! としみじみ思った・・・。
寂しいと自分の中の子どもっぽい部分が全開になって、ひねくれた発言が多くなる傾向がある・・・。そしてそういう表現で甘えをあらわしがち。
でもいい加減、もう大人なんだから素直になろうよ、と自分に言い聞かせる。
大人って、きちんと素直に感情を表現して、相手にできるだけまっすぐに伝えようとする人のことでもあるんじゃないかな、って思うから。

一緒に過ごしていないと、生活から色が減ったような感じさえする。単純に会えなくて寂しい、というのもあるけど、それよりも「一緒にご飯を食べられなくて味気ない」「その日にあったことを直接会って話せないのがつまらない」という気持ちが大きい。
思った以上に、彼がいないことで気持ちが「がっくり」しているのでびっくり。
「つれあいに先立たれたお年寄りががくっと弱ってしまうの、わかる気がする・・・」とまで思った。
はやく帰ってこないかなあ・・・。


20040906

今朝起きたら、眼球が腫れあがっていた。しかも、白目だけ腫れているので、黒目が陥没しているように見えて、とってもこわい。ホラー映画みたい・・・。
でも、無理やりコンタクトを入れて出社。

土曜日、以前今の職場で一緒に働いていた友達がこっちに出てきていたので少しだけ会った。だいぶ元気そうになったね、顔色もよくなったねと言われうれしかった。
そして、最近ご飯を作るようになった話をしたらものすごく驚かれる。
「前はせいぜい、発芽玄米を炊いて食べるくらいだったのにねえ!」・・・たしかに・・・。
午後はひたすら本棚の整理と、部屋の掃除をした。図書館で借りてきた松浦亜弥のアルバムをかけながら。この強力なアイドル力・・・癒されるう〜と思いながら。

昨日は友達とユニクロで大人買いをしたり、下着を見に行ったり、カフェでケーキを食べたり、リフレクソロジーを一緒に受けたりした。女子の欲望を炸裂させた一日・・・楽しかった〜。

読んだもの。
「世界の中心で、愛をさけぶ」片山恭一
予約300人待ちで、やっと読んだ。
「ブルースノウ・ワルツ」豊島ミホ
「幸せ力をつけるお金持ち練習帳」沢木遥
「私が語りはじめた彼は」三浦しおん
「ビューティフル・ネーム」鷺沢萠
「空中ブランコ」奥田英朗
伊良部・・・いいなあ、相変わらず。


20040903

職場が寒い。冷房が強すぎる・・・。
家にクーラーがないので、出社してすぐは涼しくてしあわせ。
でも、10分後くらいからだんだん、
寒くなってきたなあ・・・
ああ、寒いよう・・・
寒いよう・・・・・・・・・・
寒すぎるんじゃーーーーーーーーーーーーーーーー!
と、腹が立ってくるくらい、寒い!
真夏の間も、毎日カーディガンを着てさらに毛布をかぶって仕事。そしてひどい時にはそれに貼るホカロンまで加わる。
もう、体温調節ぼろぼろ・・・。

カボチャを小さく切っておいて、食べる分だけ毎回レンジでチンしてつまむのが最近好き。地味だけど・・・手抜きだけど・・・たとえ帰りが遅くなっても、これを追加するとなんとなく「緑黄色野菜を少しはとったな」という安心感が。
カボチャの栄養だけは、一度食べたら一週間くらいもつのだそうだ。だから唯一、「食べだめ」ができるらしい。そして美肌効果抜群らしい! すばらしい〜。

友達に「オバジン」というものを食べに連れていってもらった。北欧料理で、バターライスの上に米ナスとチキンのアンチョビ添えグラタンがのったもの。初めて聞いた名前、そして初めての味。
こってりだけど食べやすくておいしかった。友達は週1回は食べに来ているほどのファンらしい。確かに、時々思い出してまた食べたくなりそうな、なんとなくはまる味だった。


20040902

ABCが復活すると思ったら、今度は職場のそばのヴィレッジヴァンガードが閉店・・・。あそこは本を買ってもカバーをかけてくれないから、買うことはほとんどなかったのだが、時々ふらりと立ち寄るのが楽しみだったのに。うーん、びっくり&がっかり。

胃にいいと勧められたので、しょうが湯を会社に持ってきて飲んでいる。葛入り。
料理にばんばん入れまくるくらいしょうが好き、そして葛湯も大好きな私(小学生の頃、おやつに飲んでいたくらい)にとってはすごく魅力的な飲み物。
久しぶりに飲んだけど、ちょっと甘いものが欲しくなった時にとってもいい〜。甘いけど、「甘ったるく」はないし。
そして、冷房で冷え切った身体が、これを飲むとすぐにあたたまるのもうれしい・・・。


20040901

わあ。
今の職場にきてから、丸4年が経った。今日から5年目突入だ。すごいなあ〜! と思わず他人事みたいに感心。
だって、最初きた頃は「ああだめだこのテンションの高さと忙しさ。せいぜい1年くらいしかもたないかも」なんて思っていたのに。人って・・・慣れの動物なのですね、やはり。いや、だからといって慣れてないけれど・・・ただ、うまくやりすごすコツを身につけただけなんだけど。
波乗りが上手になったサーファーみたいな感じだ。波がないでいる時はあまり力をいれないでぽーっと浮かんでるとか。ビッグウェーブがきたら気合いを入れて立ち向かっていくとか。そんな姿勢。

次の段階に進める時がくるまで、また新たな気持ちでこつこつやっていこうっと・・・とさわやかに思いながら出社したのに、朝まで飲んでいた酔っ払いたちにつかまり、まるで居酒屋でおじさんたちにからまれセクハラされたような気持ちに。なぜ社内でこんな目に・・・。
こういうのをさらりとかわせてこその大人なんだたぶん! と自分に言い聞かせながら頑張ったが・・・さわやかな気分は一気に疲労感へと変わったのでした・・・。


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